県総体V夏の全国射抜く

県総体V夏の全国射抜く
愛知県代表として今月、明治神宮で開催されるジュニアオリンピックカップに出場する南稜中弓道部男子メンバー

 “思いの矢”全国射止めるー。南稜中弓道部男子が今月15、16日に東京・明治神宮武道場至誠館弓道場で開催される全国中学生弓道大会(JOCジュニアオリンピックカップ)の団体戦に出場する。女子団体メンバーが先月20日、ジュニア五輪と並ぶ中学弓道2大タイトルの1つ、全国錬成大会(日本武道館)に出場。刺激を受けた形で「次は僕たちが新しい扉を開ける」と、男女そろって熱い夏に大きな花火を打ち上げた。

南稜中弓道部男子

 団体戦は1チーム3人編成。全国を決めた男子メンバーは

▽度胸が良く、安定した的中率でチームに流れを送る1番本庄悠人君
▽責任感が強く、ここ一番に勝負強い2番井戸翔琉君
▽探究心と集中力で的中率を伸ばす3番河合佑太君。控えは着実に力をつけてきた永田晃一君。

市内大会では石田唯織君が優勝に貢献した。全員3年生。

 県総体には21校(チーム)が出場。2回戦制で、1人8射(トータル24射)の総的中数で順位を決めた。市内、東三河を1位通過し、勢いに乗る南稜は1回戦5中。上位を追う位置だったが、2回戦で的中数を伸ばし、トップタイの計14中。優勝旗をかけて末野原(豊田市)と射詰競射の決定戦を行い、2ー1で勝利した。大前を務める本庄君は本戦皆中と抜群の勝負強さを見せた。

地域の支えが援軍

 同校には弓道場がなく、近くの神社を借りて練習に励む。「地域の協力や家族のサポートなど、多くの人の支えで生徒たちは伸び伸びと弓を引きことができる。(県優勝は)技術だけではなく、その人たちへの『思い』も矢に乗ったのでしょう」と、顧問の戸田陽加利教諭。主将の井戸君は「優勝を決めた瞬間は心の中で喜びが爆発した」と話し、全国大会では「一射入魂でベスト8以上を狙いたい」と意気込む。