高校ラグビーKOBELCO CUP出場

高校ラグビーKOBELCO CUP出場
東海選抜メンバーとしてKOBELCO CUPに出場した坂神優斗君(左)と井上大輔君

 「全国の巧さと強さを知ることができました」ー。今夏、長野県上田市で開催された全国高校合同チームラグビーフットボール大会「KOBE LCO CUP(コベルコカップ)2026」に、坂神優斗君(豊橋工科3年、南陽中出)と井上大輔君(時習館3年、南稜中出)が東海選抜(ブロック)代表メンバーとして全試合に出場。攻守に体を張って存在感を見せた。

豊橋工科/坂神君 時習館/井上君

「全国の広さと強さを見た」

 ラグビー界の裾野を広げようと始まった合同チームによるU18全国大会。9ブロックの選抜チームが予選、決勝リーグで順位を競った。東海選抜メンバーは23人構成。選考会でNO8の坂神君はパワーと走力、FL(フランカー)の井上君はタックルの強度や運動量が評価され、代表に選出された。

 東海選抜は予選Lで近畿、北信越、決勝Lで中国、東北と対戦し3敗1分だった。守勢に回る時間帯が多かったが、坂神君は力強い突進力を武器にフォワードとバックスの架け橋としてピッチを縦横無尽に走り回り、井上君は堅実なディフェンスとボール奪取でチームに貢献した。初めて全国のピッチに立ち、2人は「強靭なパワーや味方の動きを読んだパス連動、つなぎの発想力など学ぶものが多かった」収穫を口にする。

 ともに小学時代から地元のスクールで基礎を学び、ポジション技術を磨いてきた。高校では豊橋工科・時習館・岡崎の3校合同で練習し、2人が中心となって三河の「ラグビー魂」を継承。指導者は「実力、組織力とも名古屋圏を追う立場だが、この地方にも能力の高い選手は何人もいる。チームとして活躍できる環境を整えていきたい」と話す。

 高校卒業後も2人はラグビーを続ける。今回の経験を糧にさらに技術と精神面を磨き「もう1度大舞台のピッチを走り回りたい」と次を見据える。

味方からのパスを受け相手陣内に繰り込む坂神君

味方からのパスを受け相手陣内に繰り込む坂神君