大会初参戦で全日本決める

大会初参戦で全日本決める
力強いドライブで県予選を突破した野木森君

 初めての公式戦で全国つかむー。先月、一宮市であった「全農杯2026全日本卓球選手権(ホープス・カブ・バンビの部)愛知県予選会で、向山小2年の野木森央晟(おうせい)君が2年生以下クラスのバンビの部シングルスで準優勝し、来月開催の本大会に出場する。市内岩屋町に練習拠点を置くUP卓球アカデミー所属。緊張を力に、右ドライブ主戦型のパワフル卓球で躍進を誓う。

向山小2年 野木森央晟君

全日本初出場を決めた野木森君とUP卓球アカデミー大塚代表

全日本初出場を決めた野木森君とUP卓球アカデミー大塚代表

パワードライブ武器に県予選準V

 全日本小学生大会は3部門制。予選を突破した各年代の強豪が頂点を目指して激突する。県予選バンビシングルスには20人が参戦。リーグ戦と順位決定戦で代表権を争った。

 野木森君は予選1次リーグを通過すると、2次リーグでアルファ豊橋の鈴木選手、KNUCKLEの乙川選手を破り、この時点で本大会確定。2次1位同士の優勝戦では同じ豊橋のピンテック北村晟椰選手に敗れた。野木森君は「緊張したけど楽しかった。でも2位は悔しい。全国大会までにもっと上手くなりたい」

 野木森君は桜丘高校女子卓球部を率いる野木森孝充監督の長男。父の影響で2歳からラケットを握り、昨年9月からUP卓球アカデミーに所属。週6日卓球台に向かい、大塚大寛代表の指導でメキメキ力を付けた。持ち味は鋭いサーブと威力のあるドライブ。パワーで押す先行突破型だから短期戦には強いが、経験値が浅く攻めのチャンネルが少ないため、耐久ラリーになると守勢に回ることも。「まだ長所を伸ばす段階。試合の組み立てや戦術のイロハを覚えるのはこれから」と大塚代表。今月終わりに石川県で開かれる百万石オープンに参戦予定。全日本を決めた地区代表も出場するこの前哨戦で勝ち方の「型」を見つけにいく。

 全日本選手権小学生の部は7月24~26日に兵庫県神戸市で開催される。野木森君は初めての大舞台に「強い選手と戦うのはワクワクする。練習で学んだことを忘れず、一つでも多く勝ちたい」と、笑顔で卓球台に向かう。