全国目指し「壁を崩すのは私たちだ」ガールズトーナメント4/18開催
「壁を破るのは私たちだ」ー。豊橋少年軟式野球連盟所属の女子選手で構成する「オール豊橋エンジェルス」(山下雅史代表、堀江伸享監督)が、来月開催のNPBガールズトーナメント2026愛知県大会(全日本大会地区予選会)に向け、心身の強度を上げている。結成14年目。発足当時から総合力の高いチームを送り込むが、あと一歩でタイトルを逃してきた。今年はサイズこそないが、小技や機動力を活かして塁をかき回す。「山椒は小粒でもピリリと辛い」。打倒オール愛知ガールズを合言葉に悲願の初優勝を目指す。
小学生女子軟式野球 オール豊橋エンジェルス
全国切符を賭けたガールズトーナメント愛知県大会は4月18日、一宮市の大野極楽寺公園野球場で行われる。近年の勢力図は、県内から募った有力選手で構成するオール愛知ガールズがV候補の筆頭。この選抜軍団に豊橋、一宮、津島などの地域チームが挑む図式。豊橋エンジェルスは過去何度も決勝に進んだが、全国の扉は思いのほか厚く、愛知ガールズの前に辛酸をなめてきた。
今年のベンチ入りメンバーは新5、6年生合せて17人。昨年9月から始動し、月2回の定期練習で個々の適性や運動能力をチェック。今月から練習日程を増やして実戦力アップを図ってきた。
試合のカギを握るのは、打撃でも中心軸を担う3投手。エースは主将でもある久保山爾心。162cmの長身から角度のある速球を投げ込み、前季は1学年上の公式戦でも所属チームで経験を積んだ。打は切り込み役のトップバッター。振りが鋭く長打も期待できる。髙松香帆と西優菜も計算できる投手だ。髙松は安定したフォームで制球力がいい。西は緩急を付けて打たせて取る技巧派。この2人と中村真心が久保山の後に続く上位打線。野手の間を抜く広角打で出塁し、機動力を使って相手守備陣を揺さぶる。序盤に先取点を奪って逃げ切る“前半突破型”を目指す。下位打線が粘ってつないで上位に回せば得点機が増える。残り1カ月を切ってポジションもほぼ固まり、同学年の男子チームやクラブOGとの強化試合で戦闘モードを上げている。
昨年は愛知ガールズと初戦であたり、流れをつくれず後手に回った。堀江監督は「(前回は)ディフェンスのミスが響き、失点が打撃にも影響した。今年は要所を締めて接戦に持ち込み、勝負どころを逃さないようにしたい」。主将の久保山さんは「みんなで声を出し合ってチームを盛り上げ、目標の全国大会を勝ち取りたい」と意気込む。







