県制し15年ぶり春切符に古豪復活 全日本高校選抜女子団体出場
豊橋中央高校ソフトテニス部が、きょうから名古屋市の日本ガイシホールで開催される全日本高校選抜大会女子団体戦に出場する。メンバー全員新2年生で、選抜出場は実に15年ぶり。「感謝と使命感を忘れず、開催地代表として全力で戦う」と意気込み、決戦の地へ向かった。
豊橋中央高ソフトテニス部
メンバーは渡邉柚月(ゆずき)さん、田原小麻千(こまち)さん、川野晏朱(あんじゅ)さん、山内優和(ゆうわ)さん、大谷理乃(りの)さん、齋藤結愛(ゆな)さん、山田優芽(ゆめ)さん、青山莉希空(りのあ)さんの8人。昨年12月に豊橋市総合体育館であった県選抜大会で優勝し、春切符をつかんだ。近年の女子勢力分布は岡崎城西と豊田大谷が2強の立ち位置で、豊川や豊橋中央などが追う構図だった。豊橋中央は準決勝リーグのAブロックを1位通過すると、4強決勝リーグでは豊田大谷、菊華、そして大本命の岡崎城西を退け、下馬表を覆した。3試合とも2-1の接戦だったが、果敢に攻める新鋭チームの勢いと勝負への執念が大物食いに繋がった。「昨秋の新人戦で豊川に準決勝で敗れ、そこからスイッチが切り替わった」と木村一裕監督。
同部は女子高時代から全国に名の通った看板部だったが、ここ最近は個人戦(ペア)での出場はあってもメインである団体戦でのインハイや選抜からは遠ざかっていた。古豪復活を託されたのは、ジュニア年代の指導に長けた木村監督。就任して3年。様々な角度から潜在能力を引き出す育成法が結果となって表れるようになり、中学の有望株が振り向くようになった。「今回は勝ち抜くことができたが、まだまだ厳しい戦いが続く。(選抜大会で)結果を残して夏のインハイ予選に弾みをつけたい」。そして「昨夏の野球部のように全国で中央高の名を広めたい」と木村監督。
市長に意気込み語る
今月19日、木村監督と選手たちは豊橋市役所を訪れ、長坂尚登市長に全国大会出場を報告した。1人ずつ紹介された後「笑顔でプレーし、初の大舞台を楽しみたい」「緊張を力に変えて全力を尽くす」「チームワークを武器に1つでも多く勝ちたい」と抱負を語った。長坂市長は「全員が新2年生と、まだ伸びしろの多いチーム。失敗を恐れず持ち味を発揮して、新たな一歩を刻んでください」と激励した。