Selecan豊橋 男女で東海切符 クラブ予選突破し、県新人戦男子準V女子初優勝
中学生バレーボールのSelecan豊橋VolleyballClub(以下セレソン豊橋)と吉田方中が3月に岐阜県で開催される東海ブロック新人大会に出場する。昨年11月に行われた県新人戦男子の部でセレソン豊橋が準優勝。女子の部ではセレソン豊橋が初優勝を飾り、吉田方が3位で出場権を獲得した。セレソン豊橋は男女とも地域クラブ予選を勝ち上がり、県新人戦でもその実力を証明。吉田方女子は地区代表の学校部活や強豪クラブを破って挑戦権を得た。
中学生バレーボール

同じく県新人戦で上位入賞し、東海出場を決めたセレソン豊橋女子
県新人戦は昨年11月22、23日に豊川市総合体育館を主会場に男女各24チームが出場して行われ、男子は地域クラブ枠から出場したジェイテクトSTINGS愛知U15とセレソン豊橋がワン・ツーだった。
セレソン豊橋男子はクラブ予選(県2枠)を2位で通過。県新人戦では日進西(愛日4位)や神丘(名古屋1位)を退け、決勝で再びジェイテクトSTINGSと対峙。大接戦となった第1セットを29ー31で落とし、2セット目は精神的ダメージもあって後手に回った。
セレソン豊橋男子の東海進出は2年連続。初参戦の昨年は下位トーナメント首位だったが、今季は上位トーナメントの4強を目指す。主将でセッターの山本知央(2年、豊川中部)が攻撃の設計者。強打の小西瑛大(2年、小坂井)、ジャンプ力のある技巧派の髙橋葵(1年、三谷)らがサイドから打点の高いアタックを打ち抜き、レシーブの要は大谷匠徳(2年、豊橋中部)と大石音弥(1年、豊橋南部)。身長はともに150cmちょっとだが、読みと反射神経がいい。攻守の要はオールラウンダーの岡田和也(1年、小坂井)。
例年に比べサイズはないが、粘り強く拾ってつなぐ持久戦から勝機を引き寄せる。威圧感もなければ突出した選手もいない。だが、劣勢でも決して諦めないしつこさがあり、対戦相手が嫌がる戦い方をする。指導者たちは「サーブで崩し、耐えて凌いで相手のほころびを突くのがウチの勝利図式。完成度はまだ低いが、挑戦者として上を目指す」と、真骨頂の粘りを強調する。

サイドから強打を放つセレソン豊橋の男子選手
クラブ予選制し加速
セレソン豊橋女子は、クラブ予選優勝の勢いそのままに、県新人戦では西三河の有力チームなどを撃破。決勝では学校部活ナンバーワンと言われる名古屋1位の桜田をダブルスコアで封じた。
ターニングポイントはやはり群雄割拠の地域クラブ予選会だろう。県1枠を争う決勝で同じ豊橋を拠点とするTOYOIRISと対戦。第1セットを25ー31で取ったTOYOIRISが主導権を握ったが、2セット目をセレソン豊橋が25ー17で奪い振り出し。最終第3セットも激しいラリーの応酬が続き、25ー20でセレソン豊橋が逆転勝ち。県優勝に最も近いとされるプラチナチケットを手にした。先の中央高校杯はTOYOIRISが決勝でセレソン豊橋をストレートで破った。SPARKを加えた豊橋3強クラブの首位攻防戦は夏まで続きそうだ。
3度目の挑戦で初めて東海を決めたセレソン豊橋女子。セッター小川璃子(2年、二川)を起点に昨季からレギュラーのエース本田陽愛(2年、豊橋南部)や技巧派のサウスポー鈴木美依菜(2年、高師台)らが得点源。1年生の山本美里安(牟呂)や酒井楓(田原)が伸びたことで攻撃に厚みが増した。堀江柚月(2年、豊橋南部)はサーブでポイントを稼げる。リベロの足立真緒(2年、本郷)は強打に順応し、平出恵菜(2年、高師台)は守備範囲が広い。
選手たちは「この東海で結果を残し、次年度へ弾みをつける。狙うは優勝です」と燃えている。

スパイクを決めるセレソン豊橋の女子選手