本流豊川"春"につながる秋連覇

本流豊川
3回、豊川の攻撃。國立のタイムリーで2塁走者が生還=蒲郡球場で

夏の甲子園がクライマックスを迎えた頃、赤とんぼ舞う地方球場では早くも春の戦いが始まっていたー。秋季東三河高校野球大会の決勝が21日、蒲郡球場で開かれ、本命豊川が7ー3で豊橋中央を下し、秋連覇を果たした。20校が出場し、4ゾーンに分けた1次リーグ後、順位決定2次トーナメントを行った。決勝に進んだ豊川と豊橋中央、ゾーン1位の桜丘、渥美農、そして県大会出場決定戦を制した時習館、成章の計6校が9月7日から始まる県大会に出場する。

秋季東三河高校野球

【決勝】

豊橋中央 000 001 020 3
豊  川 001 005 10× 7
(中)白井、高橋ー西川(川)中西、平野ー上江洲

決勝T準決勝で渥美農に競り勝った豊橋中央と、桜丘を五回コールドで仕留めた豊川。両校は1年前の秋季県大会で大暴れし、東海大会では豊川が優勝。春の選抜切符を手にした。東三勢力図の中心軸を担う私学対決。1次リーグはともに全試合コールド勝利。県大会を見据えた采配や選手の起用法が注目を集めた。

クーリングタイムを挟んで試合が目まぐるしく動いた。豊橋中央はスタメン唯一の1年生白井寛人、豊川は昨季からエース番号を背負う中西浩平が先発。三回、豊川は1、2番の連続安打と4番國立和之将の左前適時打で主導権を握った。その後、折り返しの五回終了時まではほぼ互角。だが、中盤以降は流れが二転三転した。

六回、豊橋中央は得点圏に走者を送り、5番近藤瑠生斗の左前適時打で試合を振り出しに戻した。だがその裏、豊川は二死満塁から9番中西が左中間へ適時2塁打を放ち3点を追加。さらに1番林優羽、2番八木七遼にも適時打が飛び出し、勝利への扉に手を掛けた。追う豊橋中央は八回、長谷川瑠の適時打などで2点を返し、最終回も二死2、3塁と粘りを見せたが、力及ばなかった。豊橋中央は二回、4番砂田隆晴の左中間を破る2塁打を突破口に無死満塁としたが、三振とスクイズ失敗による併殺で無得点。この絶好の先制機の逃したことで、最後まで後手に回った。

優勝した豊川は、決勝で先発した中西と平野将馬の2枚看板が安定しており、打線も切れ目がない。特に上江洲由誠、國立和之将の3、4番は1年生ながら破壊力十分だ。長谷川裕記監督は「投手を中心に攻めの守備でリズムをつくり、攻撃につなげるのがウチの野球。県大会でも目の前の1勝を確実に上積みして結果を残す」と力をこめる。

優勝した豊川高校

優勝した豊川高校

準優勝の豊橋中央高校

準優勝の豊橋中央高校

〈1次リーグ〉

【Aゾーン】
①豊川4勝②有教館2勝2敗③福江2勝2敗④国府1勝3敗⑤豊橋東1勝3敗

【Bゾーン】①豊橋中央4勝②小坂井3勝1敗③豊橋工2勝2敗④蒲郡1勝3敗⑤豊川工4敗

【Cゾーン】
①桜丘4勝②豊橋西3勝1敗③豊橋南2勝2敗④豊橋商1勝3敗⑤豊丘4敗

【Dゾーン】
①渥美農4勝②時習館3勝1敗③成章2勝2敗④蒲郡東1勝3敗⑤三谷水4敗

〈2次トーナメント〉

【1位トーナメント】
▷準決勝 豊橋中央4ー2渥美農、豊川12ー0桜丘 

【2・3位トーナメント】
♢aブロック
▷一回戦 時習館7ー6福江、豊橋西4ー1豊橋工▷県出場決定戦 時習館11ー7豊橋西

♢bブロック
▷一回戦 成章8ー1有教館、豊橋南9ー8小坂井▷県出場決定戦 成章8ー1豊橋南