夏の風物詩 はっけよい豊橋場所

夏の風物詩 はっけよい豊橋場所
まわし姿で熱戦を繰り広げる力自慢の小学生男子=市武道館相撲場で

今年も熱いぜ!ハッケヨイ豊橋場所ー。51回を数える「豊橋こども相撲大会」(豊橋相撲協会主催)が5月26日、市武道館相撲場であり、わんぱく力士たちが名勝負を繰り広げた。

豊橋こども相撲大会

1500年以上続く日本の国技・相撲を通して強い心とたくましい精神を養ってもらおうと始まった伝統行事。この日は幼児から中学生まで、気合いの入った約40人が参加。大の里の優勝で幕を閉じた大相撲夏場所を彷彿(ほうふつ)させる熱い取組が続いた。

負けた子に優しく手を差し伸べる行司さん

負けた子に優しく手を差し伸べる行司さん

幼児や小学低学年は柔道の帯をまわし代わりに東西に分かれ土俵へ。行司の「待ったなし」の声に拳を固め、体をぶつけ合って星数を競った。各学年リーグ戦。がっぷり四つの押し相撲を中心に外掛けやうっちゃり、小股すくいなど大相撲を観て覚えた技を繰り出した。低学年クラスは初めて土俵に立つ子も多く、やや緊張気味。一瞬で土俵下に吹き飛ばされ、半ベソをかく子もいた。身長差のある男の子を力で寄り切る女の子の活躍も目立った。高学年や中学生は腕力に加えスピードや強じんな足腰も見せ場の1つ。瞬時に優劣が変わり、持久戦となる技の応酬に歓声が上がった。

土俵を囲むように大勢の保護者が見守り「負けるな頑張れ」「一気に押し出せ」と選手以上に熱が入っていた。主催する相撲協会役員は「(豊橋大会には)取っ組み合って力試ししていたい昭和の原風景が残っている。『たくましくわんぱくに』という相撲を愛する元気な子をもっと増やしていきたい」と話す。各学年の上位者は次の皆さん。

♢幼児

①定金充希(東大駒場地区保)②角心和(三宝こども園)③藤原慶都(羽田保)

♢小学

▷1年
①岩崎隼門(豊川桜町小)②中野晴仁(松山小)③大宮アーシャ(八町小)

▷2年
①伊野耕ノ介(岡崎広幡小)②定行志侍(豊川国府小)③福井智也(下地小)

▷3年
①田部智成(幸田豊坂小)②鈴木紫乃(松葉小)③河合善吾(田原野田小)

▷4年
①松永悠真(幸田深溝小)②加賀谷哲平(野依小)③請井琴葉(磯辺小)

▷5年
①田部健匠(幸田豊坂小)②宮城玖都(東田小)③鈴木慶(東田小)

▷6年
①加賀谷進之介(野依小)

♢中学

①松永怜大(幸田南部中)②庵原寿斗(二川中)③今泉昇麻(二川中)

女の子が「巴戦」制す

女の子が「巴戦」制す

「巴戦」を制したのは都会育ちの女の子ー。幼児の部で優勝した定金充希ちゃんは東京在住の保育園児。休みを利用して一家で豊橋に住む友人宅に遊びに来ていて、たまたまイベントを知り、豊橋の友人の子どもと一緒に参加。場所開幕を告げる最初の取組で男の子を圧倒した。勝ち名乗りを受けて土俵を下りると両親のもとへ一目散。抱きかかえられながら満面の笑みをつくった。