熱気充満どすこい豊橋場所
西島杯小・中学生相撲大会
34回を数える秋の豊橋場所「西島杯小・中学生相撲大会」が7日、市武道館相撲場であり、県内外から「心技体」に覚えのある力自慢が集結。熱のこもった好取組で土俵を沸かせた。
豊橋相撲協会(合川嘉信会長)が、強豪クラブを招待する”ミニ全国大会”。少年相撲の盛んな長野や三重、大阪をはじめ県内の名門道場から約150人が参加。大相撲の本場所さながらの熱気と緊張感に包まれた。
取組は学年、男女別リーグ戦後、決勝トーナメントで順位を競った。重量級同士の押し相撲やスピードを活かした掛け技やうっちゃりなど、一喜一憂の激しい攻防が続いた。小・中学生チャンピオンには「横綱」の称号が与えられた。
豊橋相撲道場の入賞者は3人。小学2年の部で中野晴仁君(松山小)が2連覇を飾り、女子低学年の部で柴田彩日香さん(三谷東小)が優勝。同高学年の部では全国大会を控える鈴木紫野さん(松葉小)が年上選手を相手に3位に入った。
取るのも観るのも好きな”相撲博士”松山小中野晴仁君
「ゲームより相撲かな」ー。取るのも観るのも大好き。そればかりか力士の出身地や所属部屋、得意の決まり手や血液型だって知っている。松山小2年の中野晴仁(はると)君は、豊橋の”わんぱく相撲博士”の呼び声高い。

西島杯相撲大会で2年連続優勝を飾った中野晴仁君
西島杯で昨年に続き学年チャンピオンに輝き、2年連続で金メダルを手にした。「土俵に上がったら緊張が消えて、自分の相撲を取ることができた」と笑みをつくる。まだ線が細くて威圧感はないが、足腰の強さと相撲勘が光る。
祖父の影響で物心ついたときから相撲通に。場所が始まればテレビ桟敷で食い入るように観戦し、力士の癖や所作を研究する。小学入学前の3月から豊橋相撲道場に通い、着実に力を付けている。今夏は佐渡ヶ嶽親方の誘いを受けて千葉県にある同部屋へ「出稽古」にも行った。相撲道を歩んでまだ日は浅いが、楽しみな逸材であることに間違いない。