Salire Stars TOYOIRIS クラブ対決制す
夏の試金石となる第80回東三河中学生春季バレーボール大会(県バレーボール協会東三河支部主催)が先月、青陵中体育館ほかで開かれ、男子はSalire Stars(サリーレスターズ=以下Salire)、女子はTOYOIRISが優勝を飾った。クラブVS学校部活の構図で、決勝は男女ともクラブ対決だった。Salireは絶対的エースを軸に攻撃のバリエーションを見せ、IRISは攻守の安定感が光った。クラブチームは来月開催の県総体(中体連)クラブ枠争奪戦に向け、エンジンの回転数を上げた。
東三中学春季バレー
男子決勝は予想通りSalireとSelecan豊橋の2強対決となり、第1セットを奪ったSalireが勢いそのままに攻勢を強め、ライバル対決を制した。
Salireはセッター磯村隼基の頭脳トスを、大型アタッカー今田圭一郎や今田佑二郎を中心とする攻撃陣が角度のあるスパイクを放ち、サーブやブロックでも精度の高さを見せた。Selecan豊橋は攻撃の引き出しとレシーブ力で応戦。全体的にサイズはないが、大砲ではなく連射式ミサイルで追撃姿勢を崩さなかった。
女子の部で大会2連覇を達成したIRISは、速いトス回しからの速攻が冴えた。セッター池田珠唯のテンポのいいトスをエース久保美響や岡本麻瑚が鋭角で鋭いスパイクを決めると、三上小茉、花井杏梨らの巧打も得点を上積み。守備では主将深津心彩を中心とする粘りのレシーブがチームに勢いをつけた。潜在能力の高い1年生を積極的に起用し、大きな戦力になることを確認した。分岐点はSelecanとの決勝トーナメント初戦。先の東海新人を制したV候補を25ー20、25ー19で破り、手応えを自信に変えた。

女子「IRIS−Selecan」戦
SPARKは3年生エース2枚を欠く中で、2年生の攻撃陣やレシーバーが奮起。準決まで相手に1セットも与えなかった。セッター長岡羽乃がゲームメイク。大泉陽莉、大久保希音らが広角にアタックを打ち込み、リベロ打田和心や武田くれあらレシーバーは相手の強打に動じなくなった。サーブの精度も上がった。ここに主力の3年生と成長著しい1年生が加われば、得点力はさらに増すだろう。
3決には吉田方と高師台がまわり、序盤から優位に動かした吉田方がチームの底力を見せた。クラブチームの台頭で本命を追う立場だが、昨年11月の県新人戦で3位入賞し、東海大会へ名乗りを上げた。派手さはないが、1つ1つのプレーが丁寧で、タフな試合でも集中力を切らさない。間違いなく県を代表する「部活の雄」だ。

男子優勝 Salire Stars

女子優勝 TOYOIRIS

男子準優勝 Selecan豊橋

女子準優勝 SPARK

女子3位 吉田方中
【男子】
▷準決勝 Selecan豊橋 2ー0 福江、Salire 2ー0 赤羽根
▷3決 福江 2ー0 赤羽根
▷決勝 Salire 2(25ー21、25ー18)0 Selecan豊橋
【女子】
▷準決勝 IRIS 2ー0 吉田方、SPARK 2ー0 高師台
▷3決 吉田方 2ー0 高師台
▷決勝 IRIS 2(25ー19、25ー15)0 SPARK