スポーツ春秋

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 もう遠い昔の話。ときは昭和期。「中学生らしくない」とよく叱られた。この“らしくない”に違和感があった。ではどんな生徒が“らしい”のだろう

 ビジュアル的にちょっと目立ちたがり屋ではあったが、毎日元気に登校して真面目に授業を受けて、コミュ力も高かった方だと思う。それでも時折出てしまう「普通」から外れた言動は、内申点に直結したと想像する。少し息苦しかったのを覚えている

 科目に得意、不得意があるように、物事の捉え方や受け止め方、進む歩幅は人それぞれ違う。ときは流れて今は多様性の時代。周りと違っていてもそれは個性だから堂々と主張し、発信すればいい。もちろん校則の範囲内でだが

 15の春を迎える若人よ。自分だけのレールを敷いて正解を探す旅に出よう。答え合わせはその時々にすればいい。進むべき道のヒントを学校が教えてくれるはずだ。