宿敵破っていざ真価の東海へ サクラ男子 激闘下し連覇

宿敵破っていざ真価の東海へ サクラ男子 激闘下し連覇
エースとして攻守に試合を動かした桜丘の竹内光一

 県高校バスケットボール新人大会の決勝が1月31日、いちい信金アリーナ(一宮市総合体育館)で行われ、男子は桜丘が中部大第一を破って2連覇を達成。きょうから始まる東海新人へ好発進した。女子は絶対女王の桜花学園が他を寄せつけなかった。

県高校バスケ新人大会

 注目の男子は、次年度の勢力分布を占う「2強」第1ラウンド。桜丘は各ポジションに前季の主力が残り、準決まで100点ゲームを続けてきた。中部大第一は試合巧者で選手層が厚い。予想通り、序盤から両校がっぷり四つの攻防が続いた。

 第1Q、先に走ったのは中部大第一。桜丘は序盤やや動きが重く、追う展開が続いたが、インサイド攻撃が機能して流れをつかむと、速攻や外からの3Pシュートが決まって逆転。8点差をつけて前半を折り返した。

 後半もほぼ互角に推移。桜丘は攻守の司令塔でもあるエース竹内光一を起点に、ポイントゲッターのジェイムハメドや得点力の高い前田晴舞、突破力のある竹本虹輝らが試合をつくり、前半の貯金をキープ。終盤、ポジショニングや戦術を変えて追随する中部大第一を振り切り、91ー81で勝利した。

県新人戦で2連覇を達成した桜丘男子

県新人戦で2連覇を達成した桜丘男子

 ターニングポイントは第2クオーター。平澤恵太の献身的なプレーが反転攻勢の導火となった。リバウンドにルーズボール、アシストと得点ボードを動かす選手の助演役としてインパクトを残した。強化途上のゾーンディフェンスが機能したのも大きい。ブリスアレキサンダー、小川秦乃丞、波多野碧音、澤田和征、水野誠太朗、水野良太朗らは大会を通して仕事をしたが、ポテンシャルが表面化するのはこれから。

 2強対決の「第1節」を制した桜丘だが、選手も指揮官もおごりはない。1年前もこの県新人戦で先勝。本命視されながらインターハイとウインターカップを落とした苦い経験がある。だから挑戦者の姿勢を崩さない。攻撃の課題は竹内、ジェイ以外の得点の上積み。ディフェンスはマンツーマンとゾーンの併用と連携。そしてまず着手するのは、ミスによって起こる負の連鎖をどう抑えるか。心のコントロールが強化項目の1ページ目だ。

 水越悠太監督は「まだ始まったばかりで、総合的な実戦力はない。少しでも油断すればすぐに足元をすくわれる」と手綱を締める。東海大会に向け「ここ最近結果が出ていないので、県1位代表の自信と使命感を持って優勝を狙いにいく」と口元を結ぶ。

 このほか東三河勢の男子は、豊川(地区2位)は初戦で清林館を破ったが、二回戦で岡崎城西に49ー60で敗れた。時習館(3位)と豊丘(4位)は初戦敗退。女子の桜丘(地区1位)は二回戦で名古屋南に屈しベスト16。豊川(2位)は初戦で敗れた。

▶︎桜丘高等学校バスケットボール部