豊川西部女子2年連続全国へ 男子は大口初優勝/牟呂意地の準V
第73回県中学校駅伝大会(県教委、県中小体連など主催)が9日、新城総合運動公園を発着点とする特設コースで開かれ、男子は大口(丹羽郡大口町)が初優勝。連覇を狙った牟呂は2位だった。女子は豊川西部が2連覇を達成した 大会には体連5支部から選抜された男女各51校(チーム)が出場。鮮やかに色付いた紅葉ロードに力強い力音を響かせ、悲喜こもごものたすき絵巻を繰り広げた。優勝校は12月14、15日に滋賀県希望が丘文化公園で開催される全国大会に出場する。
愛知県中学校駅伝
男子(6区間、18・05㌔)は序盤に首位に立った大口が、貯金を守る形で逃げ切った。女子(5区間、12・65㌔)はアンカーに絶対的エースを置く豊川西部が先の東三河大会同様、逆転勝利を収めた。
開会式後、午前9時30分に女子の部がスタート。流れを決める1区は阿久比、鳳来、豊川西部、新香山などがレースを引っ張り、この上位グループが終盤まで激しいつばぜり合い。阿久比がトップでアンカーにたすきをつなぎ、本命豊川西部は17秒遅れの4位。だが、この150㍍差は射程圏内。早い段階で前を走る新香山と鳳来を捉えると、1㌔過ぎには阿久比をロックオン。逆転後は一気に後続を引き離し、全国につながるフィニッシュテープを切った。豊川西部の選手たちは「昨年の全国では力を出し切れなかった。『全国の借りは全国で返す』を合言葉に練習を重ねてきた。県代表として今年は納得のいくレースを」と燃えている。豊橋勢の最高位は青陵の20位だった。
女子終了後、気温上昇の中で男子の部がスタート。1区で東三河連覇の二川が飛び出し、先行逃げ切りを狙う守山、雁が音、牟呂が続いた。2区で2位集団に付けていた大口が6人抜きでトップに浮上。3区以降も安定したラップを刻み、アンカーの区間賞で雌雄を決した。
特筆は東三河勢トップの牟呂。市内、東三河は3位と伏兵的立ち位置だったが、最後にライバル校を差し切った。1区4位と上々の滑り出し。中盤やや順位を落としたが、最終走者が意地の4人抜き。2位フィニッシュで前回王者の底力を見せた。アンカーで区間賞(大口の選手と同タイム)を獲得した石川塔梧君(3年)は「1つでも上を狙って前の背中だけを追った。順位を上げることはできたが、やっぱり(全国を逃して)悔しい」と唇を噛んだ。

1区トップでたすきをつなぐ二川。1走河合琢留(後方)から2走神谷大夢へ

男子2位に入った牟呂

2連覇を達成した豊川西部女子のアンカー熊本みくる
後半徐々に順位を上げた本郷が5位。豊橋東部が13位。東三河覇者の二川は本来の力を出し切れず18位だった。男女各ベスト10及び豊橋勢の順位は次の通り。
【男子】
①大口58分22秒
②牟呂(石川継梧、青木羅偉斗、小林侑樹、田邉凰嘉、森田壱稀、石川塔梧)59分23秒
③六ツ美北59分26秒
④雁が音59分29秒
⑤本郷(國仲江空斗、小清水琢実、青山尚宏、武田巴瑠、加藤佑、小濵颯万)59分39秒
⑥阿久比59分43秒
⑦岡崎南1時間00分08秒
⑧知多1時間00分16秒
⑨福岡1時間00分50秒
⑩刈谷南1時間00分57秒
……
⑬豊橋東部1時間01分25秒
⑱二川1時間01分53秒
㉚高豊1時間03分04秒
㊱豊岡1時間03分23秒
♢区間賞(関係分)
▷1区=河合琢留(二川)3・05㌔9分17秒
▷6区=石川塔梧(牟呂)3㌔9分13秒
【女子】
①豊川西部44分25秒
②鳳来45分02
③阿久比45分13
④新香山45分29秒
⑤刈谷南45分54秒
⑥矢作北46分07秒
⑦春日井中部46分08秒
⑧江南北部46分30秒
⑨藤森46分35秒
⑩古知野46分38秒
……
⑳青陵48分04秒
㉒羽田48分21秒
㉔高師台48分37秒
㉖本郷48分45秒
㉛高豊49分15秒
㊸東陽50分50秒