スポーツ春秋
遅ればせながら、サッカーW杯で地元を熱狂させた豊川市出身の菅原由勢選手について書こう
はじめて会ったのは彼がASラランジャ豊川に在籍していた小学6年のとき。今のワイルドな風貌からは似ても似つかない、小柄でピュアな少年だった
名古屋グランパスU15に選出され、サッカーを始めたはじめの一歩を追った。「僕の武器は動体視力とパスの精度だと思う。厳しい環境ほどワクワクします」と目を輝かせ「将来は海外で技を磨いて、日本代表のピッチに立ちたい」と、当時から確固たる信念を持っていた。陸上長距離の近藤幸太郎選手とは同じ中学の同級生。当時の校長さんが「2人とも自分から前に出るタイプではなかったが、周りがよく見えて気遣いもできた。女子からも人気があった」と共通点を教えてくれた
初めての取材だったのだろう。「大きく載せてくれるんですか」。無邪気な笑顔が忘れられない。