ボーイズ選手権&ジャイアンツカップ 創部初ひと夏"ダブル出場"
中学生硬式野球の愛知豊橋ボーイズ(スカイラークス/渡辺一史代表、中野哲伸監督)は今夏、ボーイズリーグ夏季選手権とジャイアンツカップの全国2大大会に出場する。夏季選手権は2年ぶり11度目。ジャイアンツカップは8年ぶり2度目。「ひと夏」でのダブル出場は創部初の快挙。選手たちは「負けられない戦いが続くが『俺たちならできる』を合言葉に、新たな歴史を刻む」と燃えている。
愛知豊橋ボーイズ
精神面をアップデート
ボーイズリーグの頂点を決める夏季選手権(エイジェックカップ)は8月2日から大阪シティ信用金庫スタジアムほかで。
愛知豊橋ボーイズ(以下ボーイズ=B表記)は支部予選準決勝で豊川中央Bを下し、決勝で岡崎中央Bと対戦。1点を追う三回に中軸の連打で逆転すると、四回には打者一巡の猛攻で一挙7点。先発福井那留(北部中3年)が要所を締め、12ー1の五回コールドで2季(春夏)連続出場を決めた。
春の全国大会は初戦で栃木県支部の佐野Bに惜敗。優位に進めながら終盤守備の乱れで足元をすくわれた。以降ディフェンス野球を見直し、守備力強化とともにどんな場面でも動じないメンタルをアップデートしてきた。夏季選手権の初戦相手は大阪北支部の大淀B(2日、万博球場)。「初戦を確実にとって勢いを加速させながら初優勝を目指す」と、頂点へのシナリオを描く。

表彰を受ける愛知豊橋ボーイズの選手
いざ中学甲子園へ
ジャイアンツカップ(全日本中学野球選手権)は8月20日から東京ドームを主会場に開催される。ボーイズのほかリトルシニア、ヤング、ポニーなどリーグの垣根を超えて、硬式日本一を争う「中学生の甲子園」。愛知豊橋Bは東海地区予選(4枠)一回戦で愛知稲沢ポニーを5ー0、準決勝で愛知守山Bを9ー3で撃破。決勝で愛知名港Bに敗れたが、代表権残り1枠を賭けて静岡県大会を制した裾野リトルシニアと対戦。初回に先制点を奪い、中盤に加点して4ー0で勝利。2度目の本大会出場を決めた。大会を振り返り、中野監督は「普段出番の少ない選手が活躍し、成長を確認することができた。投手陣も計算できる枚数が増えた」と収穫を口にする。
2大会を控え、チームをまとめる中立大翔主将(牟呂中3年)は「守備からリズムをつくり、猛攻堅守で〝スカイ旋風〟を起こしたい」と気合十分。

22年ぶりに選手権出場を決めた小学部の愛知豊橋B
小学部も愛知豊橋Bが全国決める
小学部も全国出場を決めたのは愛知豊橋ボーイズ(ユニオンズ/中野誠司監督)だった。支部予選会で豊橋・岡崎葵合同Bを下し、決勝で春の王者小坂井Bと対戦。初回に一挙8点を奪って主導権を握ると、五回にダメを押して16ー4の圧勝。22年ぶり3度目の夏切符を手にした。主将の加藤新大君(二川小6年)は「チームの団結力で優勝することができた。全国では持ち前の打撃力を発揮してベスト4以上を狙う」と意欲を燃やす。小学部の選手権は16チームによるトーナメント戦。愛知豊橋Bの初戦の相手は関西地区の境中央ボーイズ(3日、久宝寺球場)。