県予選制し全日本大会へ名乗り
小学生女子ソフトボール競技で全日本大会出場を決めた「安城エンジェルズ」に所属する向山小学校4年・鈴木芽生(めい)さん(9)が13日、豊橋市役所を訪れ、山西正泰教育長に県大会優勝と全国出場を報告した。
小学生女子ソフトボール
安城エンジェルズ所属 向山小 鈴木芽生さん
県代表チームを決める地区予選会は5月に名古屋市であり、安城エンジェルズは準決勝でNARU MI(名古屋)を13ー2で下すと、決勝で稲東レッドスターズ(尾張)を20ー3の大差で破って本戦切符を手にした。4戦していずれも2桁得点の圧勝だった。主力メンバーは6年生8人で、鈴木さんは代走や外野守備で途中出場し、経験を積みながら勝利の喜びを共有した。
鈴木さんは、今も現役でプレーする父章義さんの影響を受けてソフトボールを好きになり「やるからには厳しい環境の中で力を付けたい」と、今年4月にチーム登録。毎週末、片道1時間20分ほどかけて練習場に向かい、お姉さん選手と一緒に泥だらけになって白球を追う。平日は父親と自主トレで汗を流し、基本の反復などで「次」に生きる土台づくりに時間を割く。チーム練習では外野守備につくことが多いが、成長とともに走力と反射神経を生かしたユーティリティー選手を目指す。打撃はまだバットコントロールや小技を磨く段階。足を使って内野安打を狙うスラップ打法の上達に力を入れる。
陸上との「二刀流」
身長は128㌢と小柄だが運動能力が高く、特に長距離走は県トップクラス。市内の陸上クラブにも登録しており、直近では東三河小学生春季記録会4年女子1000㍍で3分40秒28を出して優勝。小学校内マラソン大会では1~3年と3年連続チャンピオンで、各学年記録を塗り替えている。ソフトボールと陸上競技の「二刀流」で活躍のフィールドを広げていく万能少女だ。
父親と一緒にユニホーム姿で教育長室を訪れた鈴木さんは、全国大会に向け「ベンチでチームを盛り上げ、出番がきたら全力プレーで持ち味を発揮したい」と抱負を語り、山西教育長は「(全国大会は)いろいろな事を学ぶことができ、貴重な経験となる。チームのみんなと優勝目指して頑張って」とエールを送った。
38回を数える全日本小学生女子大会は7月27~30日、秋田県由利本荘市で48チームが参加して行われる。また、8月には長野県伊那市で開かれる中日本総合選手権への出場も決まっている。