聖地でサクラの“軟式魂”を チーム主将の鈴木悠太捕手
県最上位となった桜丘は、昨年から始まった「軟式高校野球交流試合in甲子園」(5月開催)への出場枠を獲得。チーム内から1人派遣する。

同大会は、全国の軟式高校球児に甲子園の舞台でプレーする機会を提供し、軟式野球の普及・発展を目指す強化プロジェクト。各都道府県から有望選手が集結し、東西の選抜チームに分かれて試合を行う。愛知県は西日本選抜に属し、桜丘からは捕手でチーム主将の鈴木悠太君(2年)=写真=が選出された。
鈴木君は高浜市出身。小学1年から野球を始め、中学まで捕手兼内野手として球歴を積んだ。高校でもマスクをかぶり、昨秋の新チームから主将を務める。主に1番打者として塁をかき回し「俊足巧打のリードオフマン」が連盟の推薦理由。鈴木君は「甲子園は幼いころからのあこがれ。軟式でもその舞台に立てることに感謝し、聖地に『愛知の桜』を刻みたい」と話す。西日本選抜は25人で構成し、捕手登録は4人。大会主旨に沿って全選手に出場機会が与えられるため「プレー時間は限られるが、全集中でインパクトを残す」
鈴木君のもう1つの使命は、チーム代表として収穫を持ち帰ること。県や東海で戦績を残したが、絶対的な強さで勝ち進んだわけではない。特に中京には実力差を見せつけられた。「まだチームも自分も課題は多いが、甲子園の経験を生かし、全国での戦い方を部内に浸透させていきたい。目標は打倒中京。そして夏の選手権出場です」と力強く語る。

巧みな配球術で投手をリードする鈴木捕手