本命豊川強し 圧巻の男女V 愛知県高校駅伝

本命豊川強し 圧巻の男女V 愛知県高校駅伝
勢いよく飛び出し、力走する男子第1走者=いずれも大野極楽寺公園で

 男子76回、女子37回全国高校駅伝競走愛知県予選会(県高体連など主催)が3日、一宮市大野極楽寺公園特設コースで開かれ、豊川が男女アベック優勝を飾った。男子は2年ぶり10回目で、タイムは2時間06分23秒。女子は4年連続15回目。フィニッシュタイムは1時間12分26秒。ともに1区から首位を譲らない独走Vだった。優勝した豊川は12月21日に都大路で開催される全国大会に出場する。

豊橋南男子 逆転で東海決める

 男子(7区間、42.195km)は60校が出場。流れを決める1区に各校エースを投入し、主導権争いを展開。中盤まで大集団を形成し、抜け出した豊川が引き離しにかかると、2位に9秒差をつけて2区へ。その後も各選手が安定したラップを刻み、後半は京都まで続く1人旅。アンカー嶋岡希(3年)が人差し指で「1」をつくり、フィニッシュテープを切った。

フィニッシュする豊川男子のアンカー嶋岡希

フィニッシュする豊川男子のアンカー嶋岡希

 特筆は初の東海大会出場(上位6校)を決めた豊橋南。1区間瀬凌成(3年)が3トップ豊川から24秒差(30分25秒)の4位で2区小瀧直央(2年、区間8位)へ。3区西田健助(3年、区間10位)、4区望月來椰(3年、区間9位)、5区山口獅恩(2年、区間4位)と粘り強く前を追い、途中7位まで後退したが、入賞圏内の中部大第一を豊橋南と時習館が競りながら追う展開。6区日比野隆太(3年、区間8位)が着実に詰め、アンカー久米秀和(3年)にたすきが渡った時点で中部大第一との差は16秒。背中を捉えた久米は、区間6位の好走で逆転。フィニッシュ地点を駆け抜けると、チームメイトの胸に飛び込んだ。

最終7区で1人抜いて東海出場を決めた豊橋南男子のアンカー久米秀和

最終7区で1人抜いて東海出場を決めた豊橋南男子のアンカー久米秀和

 1走間瀬の貯金をメンバー全員で守った。女子は好位置に付けていたがメンバー不足で途中棄権。男子のたすきにはその無念を晴らす思いが込められていたのだろう。東海大会は今月23日に三重県で。

 35校が出場した女子(5区間、21.0975km)は、豊川が圧巻の走りで4連覇を果たした。昨年も都大路を走った谷凪紗(3年)がレースをつくると、2区で2位人環大岡崎に50秒以上差を付けた。3、4区がさらに後続を引き離すと、アンカー蒲生悠桜(3年)が力強いピッチを刻みながら笑顔でフィニッシュ。5人のうち4人が区間賞だった。

豊川の谷凪紗が先頭で女子1区のレースを引っ張る

豊川の谷凪紗が先頭で女子1区のレースを引っ張る

【男子】

①豊川
②豊田大谷2時間08分47秒
③愛知2時間09分27秒
④名経大高蔵2時間10分07秒
⑤中京大中京2時間11分08秒
⑥豊橋南2時間14分06秒
⑦中部大第一2時間14分10秒
⑧岡崎城西2時間14分53秒
⑨時習館2時間16分22秒
⑩愛知黎明2時間18分13秒

【女子】

①豊川
②人環大岡崎1時間14分03秒
③愛知1時間14分58秒
④中京大中京1時間15分37秒
⑤安城学園1時間16分56秒
⑥岡崎城西1時間18分03秒
⑦光ヶ丘女子1時間20分19秒
⑧瑞陵1時間22分52秒
⑨名城大附1時間23分03秒
⑩旭丘1時間25分26秒