和道会空手4選手がメダル獲得 荒島絢香さん世界と対峙し貫禄V

和道会空手4選手がメダル獲得 荒島絢香さん世界と対峙し貫禄V
和道会空手の主要大会で入賞し、長坂市長らに報告に訪れた選手たち=豊橋市役所で

 和道会空手道の世界大会や全国大会で上位成績を収めた選手らが12日、豊橋市役所を訪れ、長坂尚登市長、原田憲一教育長に喜びを語った。「収穫の多い大会だった」「今後も精進して上を目指す」などと報告した後、全国大会で2連覇を飾った赤堀悠真君が"チャンピオンの演武"を披露。市長たちから感嘆の声が上がった。

市長に喜び語る

 全日本空手道連盟に所属する和道会は国内外に1500超の支部を持つ、日本有数の団体。8月に東京・日本武道館ほかであった同会主催のインターナショナルカップ2025と、全国大会で4選手がメダルを獲得した。

 士空会支部(渡辺高士師範)所属の荒島絢香さん(豊橋市役所勤務)は、世界29カ国から猛者が集結したインターナショナルカップ・マスターズ女子形の部で優勝を飾った。国内選考を勝ち抜き、日の丸を背負って参戦。”お家芸”の重圧を力に圧巻の演舞で勝ち進み、決勝ではニュージーランド代表に旗判定3ー2で勝利。安定感と技の精度で伯仲戦を制した。代表選出後、東京で強化合宿を張るなどして完成度を上げてきた。「多くの人の支えで結果を残すことができた。特に家族に感謝したい」と喜びを語り、「心技面で学んできたことを後進にも伝えていきたい」と目を輝かせる。

 同じ士空会支部で、岐阜・済美高校に通う赤堀悠真君(2年)は全国大会形個人戦少年男子の部で2年連続優勝を果たした。「プレッシャーもあったが、両親や恩師のサポートのおかげで勝ち切ることができた。高校最後となる来年は3連覇を目指す」と力をこめる。選手を代表して形を披露すると、空気を切る技の音だけが響き、その場を異空間に変えた。

全国大会2連覇を達成した赤堀悠真君が形を披露

全国大会2連覇を達成した赤堀悠真君が形を披露

 豊橋富士見支部(坂田加陽師範)からは2人の学生選手が上位入賞を飾った。豊川高校2年の森井心春さんは全国大会形個人戦少年女子の部3位。「さらに稽古を積んで上を目指す。来月開催のクラシカル錬成大会や県新人戦を制し、来年春の選抜大会で力を試したい」と意欲を燃やす。

 章南中学3年の荻原佑輔君も同大会形個人戦中学男子の部で3位に入った。昨年に続く銅メダルに「もう1つ上を狙っていたから悔しい。高校では1年からインターハイを目指す」と意気込む。

 表敬訪問には選手、支部師範、豊橋空手道連盟の及部武彦会長が出席。及部会長は「豊橋の空手道の高さを示してくれた」と話し、長坂市長は「皆さんの活躍は次に続く選手たちの励みになる。これからも研鑽を積んで空手道の素晴らしさを発信してください」と激励した。

 来年開催されるアジア大会で豊橋市は空手道競技の会場(9月20~24日、市総合体育館)になっている。