県高校新人バスケ東三河予選 桜丘“常勝ダッシュ”男女V

県高校新人バスケ東三河予選 桜丘“常勝ダッシュ”男女V
男子決勝。シュートを放つ桜丘の司令塔・竹内光一さん

次年度の試金石となる県高校バスケットボール新人大会の東三河予選会が先ごろ、桜丘高体育館ほかで開かれ、桜丘がアベック優勝を飾った。男子上位4校、女子同2校はきょうから始まる県大会に出場する。

県高校新人バスケ東三河予選

男子24、女子14校が出場。トーナメントの男子決勝には本命桜丘と第2シードの豊川が順当に勝ち上がった。前半28点差を付けて折り返した桜丘が第2Q以降も確実に貯金を上乗せし、104ー75で快勝した。Cジェイムハメドを得点源に主将の森祐都や近藤雄大(ともに2年)らがゲームメイク。前季から出場機会の多い1年生のPG竹内光一も攻守に存在感を発揮。内外角から高確率でネットを揺らし、20得点を挙げてチームに勢いをつけた。

ウインターカップに全集中していたため、新チームが本格始動してまだ日は浅いが、竹本虹輝や前田晴舞ら層の厚い1年生の中から活きのいい選手が飛び出し、勝利図式が徐々に形になってきた。それでも水越悠太監督は「まだ土台づくり前の設計図を引く段階」と話し、「実戦力の上がった1年生を使うことで、2年生に刺さるものがあれば」と闘争力アップを期待する。全国を絶対命題に動き出したが、技術的にも気持ちの部分でもまだ途上の段階。選手も指揮官も同じ見解だろう。新チームのスローガンは「限界突破」。個々が自身の壁を乗り越えればチームの強度は増す。県大会で自信の上積みができるか。勝負の厳しさを知るか。ここが今季最初の分岐点だ。

女子決勝リーグ「桜丘ー国府」戦。ゴール下で互いにボールを奪い合う様子。

女子はトーナメント後、桜丘、国府、豊川、時習館が決勝リーグに進み、総合力で勝る桜丘が3戦全勝で県大会に弾みをつけた。

男子と同様に女子も大会連覇を通過点に置く。新チームは鈴木咲紀をチーム主将、金田愛梨をゲーム主将(ともに2年)に試合を組み立て、ゴール下に強い中山晄(同)が引き離しにかかる。中村璃夢、福井瑠々花(ともに1年)の守備力や決定力も上がってきた。中学時に突出した選手はいないが、高校で基礎から鍛え直し、何通りもある組織バスケを吸収した。

東三河では絶対的な立場だが、県では安城学園や愛産大三河、名女大附などと並ぶ第2グループ。夏までの目標は下剋上を起こしてベスト4に食い込むこと。山辺正幸監督は「まだ経験値が浅く、(県を勝ち抜くには)フィジカルの強さと運動量が足りない。上のステージで現在地を知り、心技両面で強化していきたい」と、その上を見据える。

 【男子】▷準々決勝 桜丘96ー67時習館、国府71ー52豊橋工、豊丘74ー50蒲郡、豊川155ー29成章▷準決勝 桜丘138ー40国府、豊川113ー35豊丘▷3決 国府56ー49豊丘▷決勝 桜丘104ー75豊川
 【女子】▷決勝リーグ 桜丘110ー34時習館、桜丘91ー44国府、桜丘91ー57豊川、国府53ー51時習館、国府71ー61豊川、豊川83ー55時習館

▶︎愛知県バスケットボール協会