スポーツ春秋

スポーツ春秋

新しい年が明けた。今年も心温まる話題を様々な角度から活写していこうと思う

▼戦後復興を遂げた日本は、平和の象徴としてスポーツを推進してきた。1960年代の啓蒙・啓発から始まり、70~90年代は地域のコミュニティづくり、2000年代に入ると健康づくりや体力増進が叫ばれ、令和の今は心と体の潤滑油にと、少人数で楽しめる〝ぼっちスポーツ〟が盛んだ。

▼地元スポーツ界に目を移すと、市民の関心事はやはり昨年から続く多目的屋内施設(新アリーナ)問題だろう。計画推進派と反対派が議会で対立し、着地点を模索している。

▼仕事で行き来する運動公園周辺の景観ががらりと変わった。業者用のプレハブが駐車場の幅を取り、改修中の野球場には力をなくした落ち葉が舞い、周りの木々も北風に怯えているようだ。

▼「民意」はどちらに向くのだろう。遺恨を残すような決着だけは避けてほしい。レガシーを受け取る次世代のために。