スポーツ春秋
「この競技は絶対に見逃せない」「きょうはテレビの前で深夜1時まで」と誓っても、気が付いたら夢の中。ダイジェストで結果を追う己がちょっと虚しい
体操ニッポンのメダルラッシュに沸き、柔道やレスリングのまさかの敗戦にもらい泣き。女神が微笑んだかと思えば、魔物がいたずらを仕掛けたりと感情が追いつかない。ルールという共通語の中で世界が歓喜する超人の祭典は、次世代にいろんなメッセージを発信している
気になるのは、誹謗(ひぼう)中傷という心ないSNSユーザーの攻撃だ。評論家かコメンテーターにでもなった気で持論を放ち、優越感に浸っているのだろう。指を動かす前に、自身の価値を自身で査定してみてはどうか
後悔は消しゴムで消せない。女性タレントも不適切投稿で吊るし上げられているようだ。活字と長く付き合って「消せない失敗」があるから、この手の話題は心が痛む。