小学生女子ソフトボール全国大会出場 日本一掲げ いざ決戦の地へ

小学生女子ソフトボール全国大会出場 日本一掲げ いざ決戦の地へ
県大会優勝を決め、保護者らから胴上げされる鈴木さん

 小学生女子ソフトボールの全日本大会に、向山小6年の鈴木芽生(めい)さんが出場する。所属する安城エンジェルズが県予選会で優勝し、日本一への挑戦権を得た。本大会は福井県敦賀市できょう開幕。主将としてチームをけん引する鈴木さんは「全国制覇を目指し、記憶に残る大会にしたい」と力強い言葉を残し、決戦の地へ向かった。

安城エンジェルズ所属 向山小 6年 鈴木芽生さん

堅守巧打で県Vに貢献

 県予選会は5月に名古屋市で行われ、安城エンジェルズは西前田SBC(名古屋地区)、スポーツクラブボンフリー(尾張地区)に大勝し、決勝で名古屋のNARUMIと対戦。打撃戦の末、11-8で勝利した。昨年の県新人戦決勝のサヨナラ負けを晴らすV奪還だった。攻守でチームを引っ張る鈴木さんは6番・中堅手として出場。4割2分9厘の高打率を残し、決勝では六回に2、3塁の場面で試合を決める中前適時打を放った。守備でも俊足を生かした好捕と強い肩で相手の勢いを止めた。

 鈴木さんは春の全国、夏の選手権と計4度目のメジャー挑戦。「今までは先輩に連れてきてもらったが、今年は私たちの代(学年)がチームの歴史をつくる」と闘志を燃やす。

 ソフトボール経験を持つ父親の影響で小学4年からエンジェルズに入団。抜群の反射神経と運動能力を持ち、走攻守揃ったユーティリティー選手。守備は中堅や遊撃などのセンターラインを中心に、リリーフでマウンドに上がることもある。守備範囲の広さとフィールディングが光り、打撃はボールに逆らわないバットコントロールで出塁率を稼ぐ。技術だけではなく「キャプテンになってメンタリティーも成長した」はチーム関係者の声。荷物や道具の整理整頓、あいさつ、全力行動など、その姿勢を背中で見せるように率先して動く。周囲への気配りや感謝も忘れない。父章義さんは現在チームのヘッドコーチを務め、いわゆる“親子鷹”で小学生最後の大舞台に臨む。

原田教育長に決意語る

 鈴木さんは今月7日、父章義さんとともに豊橋市役所を訪れ、原田憲一教育長に県大会優勝と全国出場を報告=写真。「攻めの気持ちを忘れず、全力プレーで優勝したい」と決意を語り、原田教育長は「勝負の世界は勝っても負けても収穫がある。日ごろの成果をあこがれの舞台で発揮し、思い出に残る大会にしてください」と激励した。