夏へ加速 県総体2年ぶりV
桜丘高校軟式野球部
県高校総体の軟式野球競技で桜丘が2年ぶりにV奪還。全国選手権に向け戦績に厚みを加えた。
軟式野球は、硬式と同じように全国につながる高野連主催の「夏の選手権」がメーンとされ、総体の価値づけは言わばプレ大会。それでも県制覇は次への大きなアドバンテージ。東海大会で日本一の肩書きを持つ岐阜・中京と力試しすることができる。
今回、桜丘は理想通りの試合運びで他を圧倒した。初戦で東邦を12ー0の五回コールドで退けると、準決勝で緑を8ー3。名古屋との決勝は序盤に大量点を奪い、最終回に1点を失ったものの6ー1で快勝した。制球力が生命線の尾﨑夢叶(2年)が全試合に先発し、スライダーが武器の神藤蒼汰(3年)が締めて流れを渡さなかった。打は今春甲子園の土を踏んだ1番鈴木悠太(同)と3番一ノ瀬煌(同)の出塁率が高く、玉城真明(同)、河邉藍生(同)、鈴田泰志(1年)の中軸が返す図式。昨秋の東海大会(新人戦)準V時より総合力でアップデートした。
各県1位が激突する東海総体は今月20、21日に春日井市民球場で。ここで王者中京や静岡商業と互角に戦えば全国への道がぐっと広がる。選手たちは「ここで存在感を示し、10年ぶりの選手権出場に向けて土台を固めたい」と意気込む。