空手道形競技で初の全日本切符

空手道形競技で初の全日本切符
山西教育長(左)に全日本大会への意気込みを語る森井心結さん=豊橋市役所で

空手道の和道会豊橋富士見支部に所属する富士見小6年の森井心結(みゆ)さんが、8月8日から東京武道館で開催される第24回全日本少年少女空手道選手権大会に出場する。5月に開かれた県選手権の6年女子形競技で準優勝し、初めて全日本(全小)切符を手にした。1日、豊橋市役所を訪れ、山西正泰教育長に全国への意気込みを語った。

富士見小6年森井心結さん

山西教育長に意気込み語る

地区予選を兼ねた県選手権には、錬成大会などで実績を残した各学年の実力者が集結。6年女子形の部には27人が出場し、1対1の勝ち抜き戦(トーナメント方式)で勝敗を競った。森井さんは技の精度やスピード、気迫、極め(決め)の正確性などで他を圧倒し、初めて決勝のコートに立った。「優勝できなかった悔しさはあるけど、全国(2枠)を決めることができてホッとしている」。前回大会はあと一歩の3位で代表権を逃していただけに、自然と笑みがこぼれる。

4人きょうだいの末っ子。兄姉も空手道で心技を鍛えてきた。背中を追ってきた姉の心野さんも7年前、小学6年のときに全日本の舞台に立った。「ライバルじゃないけど、同じ学年で出場するので意識はある。重圧を力に、県の代表として上位入賞を目指す」と目に力をこめる。支部練習は原則土曜日の週1回だが、自宅での〝タタミ1畳自主トレ〟で基本を反復。足の運びや目線の位置など細かな部分を時間をかけて見直す。身長140㌢と小柄だが、身体バランスが良く体幹も強い。鋭い眼光で静と動のゾーンに入ったときなどひと回り大きく見える。

教育長表敬には、豊橋空手道連盟の及部武彦会長、和道会富士見支部の坂田加陽師範とともに訪れた。森井さんは「全国には強い選手が大勢いて勝つのは大変だけど、もっと練習を積んで優勝を狙いたい」と語った後「東京の観光スポットを巡るのも楽しみ」と、女戦士から無邪気な女の子の顔に変わる。山西教育長は「体調に十分気をつけ、全国の舞台で実力を発揮してきてください。活躍を期待しています」と激励した。