スポーツ春秋

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彼女を取材したのは、アジアユース日本代表に選出された高校2年のとき。口数が少なく控え目な性格、という印象が残っている

女子バレーボールの日本チームがパリ五輪出場を決めた。ネーションズリーグでは豊橋中央高出身の山田二千華選手(24)=NECレッドロケッツ=がスタメン出場し、相手攻撃の芽を摘み取るミドルブロッカーとして存在感を見せた。東京に続き2大会連続の代表入りは間違いないだろう

バレーボールを始めたのは中学から。「不器用だから先輩たちに迷惑ばかりかけていた」。高校入学後も「サイズはあるが粗削りで、飲み込みも速い方ではなかった」と、恩師の同高古田博敏監督。それでも将来性を見抜き、アタッカーとして徹底的に鍛えて潜在能力を引き出した

「原石」はどこに埋まっているか分からないし、それを磨いて輝かせるのも指導者の役目だ。