スポーツ春秋

スポーツ春秋

想い出のアルバムを引っ張り出すように、セピア色になった紙面に目を通す。携わったのは、世間が浮かれていたバブル期

右も左も分からず、上司の顔色ばかり気にしていた20代。仕事の流れを覚え、ちょっと天狗になって叩かれた30代。紙面刷新をはじめ何かと岐路に立つことの多かった40代。50代は歩幅を狭くして焦らずゆっくりと。だが体力と頭の回転力が落ちたのは確か

バックページ(過去の紙面)から懐かしい顔や記事を探す。「泣き虫だったあの子も立派なお母さんかあ」「先生を困らせていたワンパク少年が指導者の道に進むとは」と感慨に浸る。多くの競技者や裏方さんと出会い「一緒に成長させてもらった」とつくづく思う

年齢を重ね、取り巻く環境が少しずつ変わってきた。同時に自分と向き合う時間も増えた。