吉田方中女子県3位で東海へ 部活の“叩き上げ軍団”大躍進

吉田方中女子県3位で東海へ 部活の“叩き上げ軍団”大躍進
県新人戦3位で東海に臨む吉田方中女子

 近年急速に力を付けてきた地域クラブが注目を浴びる中、“叩き上げ”の学校部活も存在感を見せている。東三河では吉田方女子がその急先鋒だ。

 新人戦第1ステージの市内大会は準々決勝で姿を消したものの、続く東三河大会で東陽にリベンジ。決勝では青陵との豊橋対決を制した。県大会には第1シードで乗り込み、名古屋5位の植田、西尾張2位の大口をストレートで破って4強入りし、東海の扉を開いた。市内で辛酸をなめ、東三河も6試合のうち3度のフルセットと苦しい試合の連続だった。選手の多くが中学から競技を始めた「ノンキャリア組」だが、真面目に地道にバレーボールを続ける中で、戦術や勝負勘、気持ちのつくり方などを吸収していった。

 主将の大久保歩和を中心とする全員バレーで一戦一戦力を付けてきた。攻撃の要彦坂歩夢はセンターから高い打点で広角に打ち分け、レシーバー陣を引っ張るのは夏目怜凛。県大会でもレセプションの軸としてフル稼働した。セッター原田紗彩の冷静なトスはアタッカー陣の長所を引き出す。

 「(東海は)強豪ばかりで厳しい試合になると思うが、どんな流れになっても自分たちのバレーを忘れず『部活でもここまでやれるんだ』というところを見せたい」と気合十分。