TOYOIRIS“冬の陣”制す

TOYOIRIS“冬の陣”制す
決勝のSelecan豊橋戦でスパイクを放つ最優秀選手のTOYOIRIS久保美響=いずれも豊橋中央高体育館で

 42回を数える豊橋中央高校杯中学生女子バレーボール大会の決勝が7日、同校体育館で開かれ、TOYOIRISがセットカウント2ー0でSelecan豊橋を下し、歴史のある中央杯を手にした。3位はSPARK。男子大会(13日付掲載)同様、台頭するクラブチームが中心軸だった。

豊橋中央高校杯 中学生バレーボール

 大会には市内の学校部活と地域クラブから24チームが出場。予選リーグ後、上位6チームが決勝トーナメントで覇権を争った。

 TOYOIRIS、NEXT、Selecan豊橋、SPARKのクラブ4チームが準決勝で顔を合わせ、TOYOIRISとSelecan豊橋が決勝進出。TOYOIRISは今夏の全国ヤングクラブ大会ベスト8のメンバーが残り、Selecan豊橋は先の県新人戦の覇者。次年度の勢力図を占う注目の一戦となった。

 TOYOIRISはセッター池田珠唯(東陵1年)を起点に久保美響(東陽2年)や岡本麻瑚(豊城1年)三上小茉(東陽2年)花木杏梨(二川1年)らが緩急を駆使しながら打ち分け、深津心彩(東陽2年)中邑瑠花(二川1年)らの献身的なレシーブも冴えた。対するSelecan豊橋も攻撃の引き出しが多い。司令塔真崎莉百(小坂井2年)の正確なトスを主将の本田陽愛(豊橋南部2年)やサイズのある松永亜優(一宮1年)鈴木美依菜(高師台2年)山本美里安(牟呂1年)らが精度の高いスパイクを放ち、相手のウイークポイントを突いた。

2枚ブロックでスパイクを止めるSelecan豊橋

2枚ブロックでスパイクを止めるSelecan豊橋

 第1セットは中盤まで一進一退で推移し、先に20点に到達したのはSelecan豊橋。その後も連続得点で決めにかかったが、TOYOIRISが20ー23から追いつくと、最後は久保の強烈スパイクで逆転勝ちした。

 2セット目はアドバンテージを持つTOYOIRISが序盤から優位に展開し、若干のリードを保ちながら先に20点到達。22ー19から一気に走って粘るSelecan豊橋を振り切った。ストレートで決着はついたが、流れと勢いでどちらに転んでもおかしくない好勝負だった。

 3決のSPARKーNEXT戦は、第1セット前半からSPARKが攻勢に進めた。主将の河部成恵(高豊2年)や小林空永(本郷2年)を中心に着実に点差を広げ、レシーバーの守備範囲も広く、V候補の一角だったことを証明した。

【2日目決勝トーナメント】

▷一回戦 NEXT 2ー0 吉田方中、Selecan豊橋 2ー0 東陽中
▷準決勝 TOYOIRIS 2ー0 NEXT、Selecan豊橋 2ー0 SPARK
▷3決 SPARK 2ー0 NEXT
▷決勝 TOYOIRIS 2(25ー23、25ー22)0 Selecan豊橋

【個人賞】

▷最優秀選手賞=久保美響(TOYOIRIS)
▷優秀選手賞=深津心彩(TOYOIRIS)真崎莉百(Selecan豊橋)小林空永(SPARK)榊原衣茉莉(NEXT)

優勝したTOYOIRIS

優勝したTOYOIRIS

準優勝のSelecan豊橋

準優勝のSelecan豊橋

3位 SPARK 

3位 SPARK 

4位 NEXT

4位 NEXT