豊橋南 東海道に確かな一歩

豊橋南 東海道に確かな一歩
腕に思い刻み、完全燃焼を誓った豊橋南の選手たち

 東海高校駅伝は先月23日に三重県で行われ、豊川が県大会に続いて男女2部門を制し、今月21日に京都で開催される全国大会に弾みをつけた。都大路への最後の1枠(東海地区代表)は男子が愛知(2位)、女子は常葉大菊川(3位)が獲得した。

東海高校駅伝

 大会は松坂市の三重高校を発着点とする男子7区間42.195km、女子5区間21.0975kmで行われ、各24校が出場。県大会で6位入賞し、創部初の東海進出を果たした豊橋南男子は2時間16分15秒で19位だった。担当区間を若干入れ替えたが、県大会と同じ布陣。1区間瀬凌成(3年)が上位戦線に絡む4位で存在感を見せると、2区山口獅恩(2年)、3区西田健助(3年)、4区望月來椰(同)、5区小瀧直央(2年)は順位を落としたものの、モチベーションを上げながら前を追った。6、7区は県大会同様、日比野隆太、久米秀和の3年生が担当。愛知代表のプライドを胸に堅実な走りで「公立魂」を発信した。今回の初参戦は次への試金石。襷を後輩に託した3年生は「これからもこの東海街道を南高の主戦場にしてほしい」と期待を込めた。

東海新人3選手入賞

 東海高校陸上新人戦(10月25、26日、静岡草薙陸上競技場)トラック種目では、男女3選手が入賞した。

▷男子100m=朝倉大翔君(2年)が10秒74で7位。中学時の突出した戦績はないが、高校で一気に伸びた。1次加速でトップスピードに乗り、終盤もピッチの回転数が落ちなくなった。県新人戦は11秒12で5位。進化途上で10秒台に乗せたことで、夏総体に向けて視界が広がった。

朝倉大翔君

朝倉大翔君

▷女子800m=世継宙央さん(2年)が2分16秒38で6位に入った。決して派手さはないが、周囲の順位変動に関係なく安定したラップを刻む。仕掛けどころのスパート力もついた。県新人戦は800m2分17秒76(6位)、1500m4分47秒58(5位)と私学の有力選手を脅かす存在に。伸びしろが表面化するのはこれから。

世継宙央さん

世継宙央さん

▷女子3000m=柳田麻央美さん(2年)が9分53秒19で準優勝した。1年前の東海新人で1500mと3000mで準優勝し、一気に注目度が増した。だが、インハイの懸かる今夏の東海総体は10分を切れず辛酸をなめた。そこから徐々に復調し、迎えた新人戦。東三河、県はV戦線に絡めなかったが、東海ではうっぷんを晴らすかのように攻めの走りでライバルを突き放した。6日の市町村対抗駅伝(愛知駅伝)には4年連続出場。期待値の高い長距離ランナーに成長した。

柳田麻央美さん

柳田麻央美さん