日本拳法4選手全国で躍動 近藤來詩、剛汰“兄弟V”

日本拳法4選手全国で躍動 近藤來詩、剛汰“兄弟V”
原田教育長(中央)に全国大会の結果を報告する選手たち。左は森田芳弘豊橋協会副支部長、右は近藤恭斗南教室師範=豊橋市役所で

 日本拳法の全国大会(少年個人選手権)で上位入賞した4選手が11日、豊橋市役所を訪れ、原田憲一教育長に喜びを語った▼大会は先月、Asueアリーナ大阪で行われ、予選を突破した地区代表者がカテゴリー別個人戦で日本一を争った。

原田教育長に喜び報告

 男子入賞者は、高師台中の近藤來詩(くうた)君、弟で幸小の近藤剛汰(ごうた)君、同じく幸小の岡田楽惟(らい)君の3人。所属は全員豊橋南教室。

 近藤來詩君は中学1年男子の部で初優勝を飾った。質の高い蹴りや面突きを武器に順当に勝ち進み、決勝では2度の優勝経験を持つ本命に競り勝った。この大会を最後に日本拳法とは距離を置き、2年前から習っているボクシングに軸足を置く。拳法で培ったスピードや勝負勘を生かし「プロライセンスを取得し、世界を目指すボクサーになりたい」と将来設計を描く。

 5年男子の部は近藤剛汰君が優勝。岡田楽惟君が準優勝だった。同門対決の決勝は、地区予選の県民大会の再現。このときは岡田君が勝利したが、全国の舞台では開始1分で近藤君の面突きが決まり、雌雄を決した。近藤君は「来年は小学生最後の大会なので連覇を目指す」。岡田君は「勝ち切れなかった悔しさが残る。次はリベンジしたい」と互いに火花を散らす。

 豊橋協会で技を磨く豊岡中の金子音琉(めろる)さんは、女子1年の部で大会連覇を果たした。長いリーチを生かした左直突きや精度の高い右蹴りを生命線に再び頂点に立った。「ここで結果を出さないと前回の優勝が薄れてしまうと必死に頑張ってきた。今後はさらに高みを目指す」と言葉に力をこめる。

 原田教育長は「全国で勝つには心の強さ、技の強さ、そして忍耐強さが必要になる。その成果が好成績につながったのだと思う。これからも周囲の人への感謝を忘れず、心と身体を磨いていってください」と激励した。