東三河勢追走及ばす 西三河が男女優勝

東三河勢追走及ばす 西三河が男女優勝
レースの流れを決める女子第1区。競技場を出て勝負どころの坂道でギアを上げる選手たち=いずれも県営新城運動公園で

東三河勢〝追劇〟ならずー。第74回愛知県中学校駅伝大会が8日、新城総合公園陸上競技場を発着点とする周回コースで開かれ、男子は福岡(岡崎市)、女子は竜南(同)が優勝した。ともに西三河チャンピオンで、大会初制覇だった。豊橋勢の男子は終盤追い上げを見せた豊橋東部が6位。女子は先行型オーダーの羽田が10位、高師台が11位だった。そのほか東三河勢では1、2年中心で臨んだ鳳来女子が5位と健闘。3連覇のかかった豊川西部女子は中盤逆転を許し2位だった。優勝校は12月14日に滋賀県で開催される全国大会に出場する。

県中学校駅伝

地区予選を勝ち上がった男女各51校が出場。選手たちは伝統のたすきを胸に、チームメイトらの声援を力に起伏に富んだ紅葉ロードを駆け抜けた。
男子(6区間、18・05km)は西三河勢が終盤激しい首位争いを展開。ライバルの猛追を振り切った福岡が全国大会に名乗りを上げた。
流れを決める1区は大府北、守山、そして東三河1位の田原東部などが引っ張り、3区でエースを起用した福岡が首位に。地区大会でも火花を散らした雁が音がチャージを掛けたが、トップを譲ることなくフィニッシュした。豊橋東部は前半10番台をキープ。5区さがゆうきの9人抜きで勢い加速。アンカー榎本有馬も前走者を捉えて入賞ラインに押し上げた。

勢いよくスタートする男子1区の選手たち

勢いよくスタートする男子1区の選手たち

女子(5区間、12・65km)は、4区間で1年生を起用した竜南が怖いもの知らずの攻撃的な走りを見せた。
1区は鳳来が区間賞。4秒ほど遅れて高針台、豊川西部、そして羽田の羽田野晴加らがたすきをつないだ。2区で首位に立った豊川西部がそのまま逃げ切るかと思われたが、3区で竜南が逆転。アンカーにたすきが渡った段階で3位に後退した豊川西部との差は38秒。豊川西部は2年連続で全国を走った絶対的エースに託したが、竜南の最終走者も区間2位と強く、大逆転はならなかった。羽田は1区で飛び出し、2区以降もそれぞれの役割を果たした。高師台もブレーキ区間のない安定した走りを見せ、東三河大会で前にいた豊川東部や東陽に競り勝った。

トップ争いを繰り広げ、ほぼ同時に2区へたすきをつなぐ羽田・羽田野晴加と豊川西部・近藤紗杏弥

トップ争いを繰り広げ、ほぼ同時に2区へたすきをつなぐ羽田・羽田野晴加と豊川西部・近藤紗杏弥

過去最強の布陣で臨んだ豊川西部が3連覇を逃した。東三河大会は2位以下を引き離し独走V。県大会もその再現が予想されたが、1年生を4区間で起用した西三河女王が待ったをかけた。トップから3位に後退し、最終区でのトラック1周分はあまりにも厳しかった。全国を秒差で逃し、涙が止まらない豊川西部の選手たち=写真。実力は間違いなく全国区だった。

涙が止まらない豊川西部の選手たち

涙が止まらない豊川西部の選手たち

【男子】
①福岡58分22秒
②雁が音58分28秒
③大口59分15秒
④田原東部59分26秒
⑤豊川東部59分45秒
⑥豊橋東部59分50秒
⑦岡崎南59分52秒
⑧西尾59分53秒
⑨六ツ美北1時間00分01秒
⑩阿久比1時間00分01秒
…⑮吉田方1時間00分41秒
㉕羽田1時間01分56秒
㉖二川1時間02分05秒
㉘高師台1時間02分10秒

【女子】
①竜南43分33秒
②豊川西部43分49秒
③刈谷南44分49秒
④阿久比44分59秒
⑤鳳来45分22秒
⑥雁が音45分29秒
⑦古知野45分31秒
⑧矢作北45分57秒
⑨新香山45分57秒
⑩羽田46分27秒
…⑪高師台46分34秒
⑬二川46分54秒
⑭東陽47分01秒
⑯南稜47分37秒
⑳本郷48分17秒
㉘吉田方49分43秒