桜丘男子無念全国切符逃す 中部大第一にリベンジならず
リベンジならず、桜散るー。全国高校バスケットボール選手権(ウインターカップ)愛知県予選の最終戦が3日、稲沢市の豊田合成記念体育館エントリオで開かれ、男子決勝は中部大第一が桜丘を93ー74で下し、3年ぶりに頂点に立った。全国切符が3枚ある女子は決勝と3位決定戦が行われ、桜花学園が決勝で星城を86ー59で下し女王の貫禄を見せた。3決では名経大高蔵が安城学園を86ー65で破って最後の1枚を手にした。ウインターカップは12月23日から東京体育館ほかで開催される。
5年連続となる男子2強対決。ともに準決まで100点ゲームで勝ち上がり、一歩も引かない頂上決戦。桜丘が夏総体の雪辱を果たすか、中部大第一が古豪の貫禄を見せるか。エール交換にも似た両校の応援合戦の中でホイッスルが鳴った。
開始直後は中部大第一が優勢に進めたが、竹内光一や前田晴舞のミドルなどで桜丘がすぐに追い付き、第1Qはほぼ互角。第2Qも同じような流れで推移し、出力を上げた中部大第一が要所で連続得点を奪い、前半終了時で12点リード。なかなか突破口が見つからない桜丘に対し、中部大第一は後半もボディブローのような3Pシュートでその差を広げ、徐々に逃げ切り態勢を整えていった。
第3Qを終わって67ー45。桜丘にとっては想定外の厳しいビハインド。だが、最終第4Qは序盤から走った。トゥーバやジェイがゴール下で本領を発揮すると、森蒼心の速攻や竹本虹輝の献身的なディフェンスが相手の勢いを止めた。フリースローを含む連続ポイントで一時は11点差まで詰めたが、追いつくには時計の針を止めるしかなかった。主力の多くが2年生だが「3年生と一緒に全国のコートに立ちたかった」と肩を落とした。

厳しいディフェンスで相手にシュートを打たせない前田晴舞

喜びを爆発させる中部大第一の横で肩を落とす桜丘の選手