GRACHANライト級王者 豊橋出身芳賀ビラル海選手 来月28日「RIZIN」デビュー
豊橋市出身で、総合格闘技団体「GRACHAN(グラチャン)」第5代ライト級王者の芳賀ビラル海選手=MASTERJAPANTOKYO所属、写真=が来月、日本格闘界の最高峰「RIZIN」のリングに立つ。9月28日に名古屋市のIGアリーナで開かれる「RIZIN.51名古屋大会」。デビュー戦の相手はフェザー級時代から数々のタイトルを獲得してきたベテラン矢地祐介選手。「地元愛知での対戦にワクワクしている。観る人を引きつける、攻撃的な試合で勝利を掴む」と気合いをこめる。
芳賀選手は1996年生まれの28歳。日本人とガーナ人の両親を持つ。最初に夢中になったスポーツは陸上競技。小学生のころから地域クラブに通い、豊橋南部中時代は短距離走と走幅跳で活躍。桜丘高入学後も陸上競技部に籍を置いたが、身体能力の高さに惚れ込んだ当時の日本拳法部の顧問から強い勧誘を受け、悩んだ末に拳法の道へ。対人競技は初めてだったが、持って生まれた反射神経やバランス感覚、フィジカルの強さなどが表面化する形で頭角を現し、3年時は中心選手として全国大会で名前を売った。中央大学では主将としてチームをまとめ、個人戦績では全日本体重別選手権中量級準優勝(2017年)、総合選手権準優勝(19年)などがある。

大学卒業後、大手鉄鋼系商社に就職したが、コロナ禍の影響もあって自分と対話する時間が増え「本当にやりたいものは何か」「ぎらぎらしたものを取り戻したい」と自問自答の末、総合格闘家に転身。プロデビューから4連敗を喫し、心が折れそうになった時期もあるが、GRACHANでは23年8月以降連勝を続け、今年5月のライト級タイトルマッチで林RICE陽太選手を判定で下し、チャンピオンベルト獲得。「RIZIN」への挑戦権を得た。
試合は5分3ラウンド。勝負勘のいい試合巧者の矢地選手をどう攻略するか。「経験豊富な格上選手。アグレッシブに攻め続けて相手の長所を潰し、勝機をたぐり寄せたい」と燃えている。そして「地元の声援を力にしたい」と応援を呼び掛ける。チケット購入は専用フォームから。