中学硬式野球/愛知豊橋ボーイズ 延長制し24年ぶりゼット旗奪取
中学生ボーイズ(硬式)野球の愛知豊橋ボーイズ(中野哲伸監督、以下ボーイズB表記)=写真=は、稲沢市民球場ほかであった第31回日本少年野球ゼット旗争奪大会で優勝を飾った。愛知県西支部が主催する伝統の招待試合。愛知をはじめ神奈川、和歌山、長野、滋賀などの各支部から61チームが出場し、5日間にわたって覇を争った。
愛知豊橋Bは三回戦まで2桁得点の強打で勝ち上がり、準々決勝は静岡の島田Bに7ー3の逆転勝ち。準決勝の名古屋B戦は序盤に5点を奪い、四回に追いつかれたが終盤再び突き放し14ー7。決勝は強豪の愛知名港Bと対戦。緊迫した投手戦が終盤まで続き、1ー1のまま延長タイブレークへ。1点を追う八回裏に2点を奪って3ー2。劇的なサヨナラVを飾った。堅い守りと先発天野真緒、リリーフ清水蓮樹の好投が勝利を引き寄せた。
愛知豊橋ボーイズの優勝は、ソフトバンクや巨人で活躍した森福允彦さん(19期生)が3年時だった2001年以来2回目。2季連続を狙った全国大会(夏季選手権)の支部予選で敗れ、落胆の時期もあったが、主力の3年生が”代替わり”を前に新たな歴史を刻み、新人戦を控える次の代にエネルギーを注入した。中野監督は「選手権を落とした悔しさをバネに奮起し、存在感を見せてくれた」と、ひと回り成長した姿を評価する。