愛知ALLBLACKS 県勢初東海選手権2連覇
9人制バレーボール
9人制バレーボールの東海選手権男子の部で、豊橋を拠点とする「愛知ALLBLACKS」(上村学監督、以下愛知AB)が2連覇を達成した。連覇は愛知県勢で初めて。
大会は先月、伊勢市の三重県営サンアリーナで行われ、県代表8チームが東海の覇権を争った。第1シードの愛知ABは一回戦で三重2位の川越クラブと対戦し、オールラウンダー久保田智也や若き守護神・北村壮の安定したディフェンス、ベテラン渡會 昂平の巧打などで快勝。三島市役所(静岡1位)との準決勝はフルセット戦を制した。第1セット序盤、宮崎礼王の連続アタックで主導権を握ると、途中追撃を受けるも藤森脩人のスパイクなどで突き放し21ー16で先取。2セット目は前半リードするも中盤相手サーブに苦しみ徐々に後退。逆転を許し、14ー21で追いつかれた。だが、第3セットはシフトチェンジした愛知ABが終始優位に展開。清水隆平のスパイクや新加入セッター原田和将の巧みなツーアタックなどで得点を加算し、21ー12で圧勝した。
決勝は、昨年度まで9人制のトップリーグに所属していた三重1位のパナソニック津。第1セットはエース榊原翔を軸に組み立て、渡会祐太のアタックやブロックも効果的に決まって頭1つリード。その後攻守が目まぐるしく変わり、23ー23から清水隆平のアタックと尾関凌汰のサービスエースで先取。2セット目は中盤離され14ー21で失い、準決に続きフルセットの接戦。勝負の第3セットは7ー8と1点を追うシチュエーションから新加入の南祐太が躍動して逆転。途中背後につかれるも貯金を守る形で栗栖李苑、佐藤晃太郎、成田稜の鉄壁レシーバー陣が好補を連発。攻撃の起点となる正セッター木邨幸之助の冷静なトスワークも冴え、最後は南祐太のアタックで決着。21ー16で勝ち切った。
上村監督は「ケガ人が多い中での連覇はチームに勢いがつく。この勝利を弾みに夏のジャパンクラブカップでは3度目の頂点を目指す」と気持ちをこめる。