桜丘卓球女子 2年連続銅メダル
桜丘高校女子卓球部(野木森孝充監督)が、先月あった全国高校選抜大会団体戦(学校対抗)で2年連続3位入賞した。目標の日本一は持ち越しとなったが「気持ちの弱さが出てしまい自滅だった。心技両面を鍛え直し、夏の総体(インターハイ)で借りを返す」と選手たち。
全国高校選抜大会
春の選抜は先月20~23日に岡山県のジップアリーナ岡山で開催され、チーム戦の学校対抗には男女各56校が出場。予選リーグ後、上位16チームが決勝トーナメントで日本一を争った。桜丘女子は2戦全勝で予選を通過し、決勝T一回戦で岩国商(山口)を3ー1、準々決勝で明徳義塾(高知)を3ー2で破って2年連続4強入り。ファイナル進出を懸け、前年度準Vの横浜隼人(神奈川)と対戦。S1番山室早矢、S2番田旻一が取って早々とリーチ。必勝パターンに乗ったかに見えたが、ダブルス(丸添美咲、山室早矢)を落として風雲急を告げると、S4、5番も落として悔しい逆転負け。決勝は前年度と同じ顔合わせとなり、四天王寺(大阪)が10連覇を達成した。
敗戦をカンフル剤に
打倒・四天王寺を掲げ、戦略図を叩き込んで臨んだが、一歩手前で足元をすくわれた。野木森監督は「メンタル勝負の場面で勝ち切れなかった。守勢に回ると、焦りから軌道修正できなかった」と敗因を分析。顕著だったのは、星勘定に欠かせないダブルスが本来の力を発揮できなかった点。絶対優位と思われた岩国商戦を落とすと、明徳義塾戦、横浜隼人戦でも「格上」が後塵を拝した。「まさかの勝ちはあっても、負けに不思議はない。完全な力不足です」と2人は唇をかむ。
サクラの花は満開とはいかなかったが、まだ夏が残っている。期待値の高い1年生を迎え、部内競争は激しさを増してきた。「あの敗戦があったから」と笑える日が来るまで、チームは進化を止めない。
〈次号〉チームをけん引する山室早矢さんが選抜大会と夏への決意を語る