東海9人制クラブバレーボール選手権 愛知ALLBLACKS 4連覇
東海9人制クラブバレーボール男女選手権が昨年末、名古屋市北SCで開かれ、愛知ALLBLACKS(オールブラックス、以下愛知AB)が4連覇を達成した。豊橋を練習拠点とする愛知ABは、全国を主戦場に日本一を掲げるクラブバレーの絶対的存在。21回目を数える同大会には7チームが出場し、昨年の覇者で第1シードの愛知ABは準決勝から登場した。
東海9人制クラブバレーボール選手権
【準決勝】愛知AB2ー1群雄会(静岡)
第1セット序盤は渡会祐太さんの連続ポイントなどで優位に進めたが、中盤以降は一進一退で推移。終盤、愛知ABにミスが続いたことで群雄会が先取。2セット目も渡會昂平さんのアタックなどで先手をとったが逆転を許し、タイムアウト後、コンディション不良でバックアップスタートだった清水隆平さんを投入。その清水さんが期待に応える獅子奮迅の活躍を見せ、21ー18で勝ち切って振り出しに戻した。最終第3セットは成田稜さんのサーブポイントや榊原翔さんのアタックなどで試合をつくり、途中逆転を許して19ー20。土俵際まで追い込まれるも清水さん、渡会さんのアタックが決まり21ー20。ここでも決定打が出ず再逆転を許したが、渡会さん、清水さんの連続スパイクで踏ん張り23ー22。最後は相手アタックのアウトで24ー22で勝利。二転三転する激闘に終止符を打った。
【決勝】愛知AB2ー0のぞみクラブ(愛知)
前回大会決勝と同じ顔合わせ。愛知ABは負傷したレフト渡會さんに替わり藤森脩人さんを起用。互いに手の内を知る愛知対決は、第1セット序盤から愛知ABの攻勢が続いた。センター尾関凌汰さんのアタックやブロックでリードを奪うと、佐藤晃太郎さんもサーブポイントで存在感を見せた。藤森さんはセッター木邨幸之助さんのトスを巧みに打ち分け加点。21ー14で先取すると、2セット目も栗栖李苑さんのサーブポイントや、成田さんに代わって途中出場したルーキー北村壮さんの堅実な守備などで貯金を増やし、21ー11で完勝した。
今シーズンを振り返り、上村学監督は「ケガ人が続出し、どの大会も万全の状態ではなかったが、総力戦で勝利を重ねることが出来た」と評し、「チームとして進化し続け、夏のカップ戦で3度目のクラブ日本一を掴み取りたい」と、さらなる高みを目指す。