豊商弓道女子 2年ぶり選抜出陣。メンバー入れ替え〝旬〟の選手で全国へ。

豊商弓道女子 2年ぶり選抜出陣。メンバー入れ替え〝旬〟の選手で全国へ。
全国選抜大会出場(東海大会出場者含む)を決めた豊橋商業高弓道部女子。左から鈴木さん、鳴子さん、長尾さん、清田さん、藤井さん、加藤さん、長谷部さん、村松さん

伝統の矢、勝負どころは外さないー。豊橋商業高校弓道部女子が、今月25日から三重県四日市市で開催される第43回全国高校選抜大会に出場する。 先の県大会女子団体戦で準優勝し、2年ぶり18回目の選抜切符を手中にした。過去最高順位は2014年の準優勝。選手たちは「絶対的なエースはいないが、自分を信じ、仲間を信じて頂きを目指す」と、目の奥に力をこめる。

豊商弓道女子

選抜団体戦は男女とも1チーム3人編成。地区予選を兼ねた県大会は先月2、3日に日本ガイシホール弓道場であり、女子は1次を通過した豊橋商、豊橋南、成章、豊田西、知立東の5校が最終2次に進出。4射×3回(計12射)の総当たりリーグで順位を競い、豊橋商は知立東、豊田西を7ー6で破り、優勝した成章に不覚を取ったが、豊橋南を11ー2で退けて選抜行きを決めた。個人戦では村松歩果さん(1年、二川中出)が12射8中の6位で東海大会に進んだ。

全国大会出場メンバー

全国大会出場メンバー

伸びてきた選手使う

主将の清田麗愛さん(2年、青陵中出)は「現3年生が主力だった前チームに比べて経験も実績もなく、不安や緊張の方が大きかった」と振り返る。確かに試合巧者の揃った前メンバーと比較すると、牽引する立場の2年生3人は場数が少なく、1年生も成長途上。それを示すように、大会のたびにメンバーを入れ替え、綱渡りのように上がっていった。
今回の全国には1番立・鈴木琴音さん(2年、蒲郡中部中出)、2番立・鳴子瑠夏さん(1年、小坂井中出)、3番立・長尾知花さん(2年、牟呂中出)、そして控え清田さんの布陣で臨む。県1次では清田さんが2番立を務め、2次では村松さんを1番立に起用。さらに3週間前にあった東海大会は藤井季羽さん(二川中出)、加藤百香さん(東陽中出)、長谷部柚那さん(豊橋北部中出)のオール1年生で臨んだ。まだ不動のメンバーは決まっていない。部内競争で「伸びてきた選手を使う」というシンプルで明快な選出法が個の潜在能力を引き出す。清田さんは「歴代のチームに比べて期待値は高くないかも知れない。でも、いい意味でそれを裏切って、来夏のインハイ予選に弾みを付けたい」と静かな闘志を燃やす。

▷監督=大河内遥香▷引率責任者=朝倉千尋▷コーチ=大塚恵子、成田義雄

豊橋商業高弓道部