愛知豊橋ボーイズ2年連続春切符。支部予選制し「2度目の日本一目指す」
秋の覇者三州ボーイズ破って加速 このタイトルは譲れないー。ボーイズリーグ野球の春季全国大会(スターゼンカップ)愛知県東支部中学部予選決勝が11月24日、豊橋市民球場で行われ、愛知豊橋ボーイズ(豊橋スカイラークス、渡辺一史代表、中野哲伸監督)が新城ボーイズを12ー5で下し、2年連続11回目の春切符を手にした。▼準決勝で秋季大会優勝の三州ボーイズを退け、決勝は序盤から打線がつながり〝猛攻堅守〟で指定席を守った。春季全国大会は来年3月26~31日、東京・大田スタジアムほかで開催される。(以下ボーイズ=B表記)
愛知豊橋ボーイズ
秋の覇者三州ボーイズ破って加速
大会は12チーム出場の4間日程で行われ、愛知豊橋Bは二回戦で西尾Bに逆転勝ちし、準決勝でV候補の一角三州Bを17ー7で撃破。古豪新城Bとの決勝に駒を進めた。
愛知豊橋B千田颯人、新城B籏生一毅が先発。千田は175cmの長身から角度のある速球を投げ込む右の本格派。籏生は高低差と緩急が生命線の技巧派。新城Bはここまで3試合で失点1と投手陣の層が厚く、ロースコアの接近戦が予想された。だが、連覇に燃える愛知豊橋Bの意地と執念が上回った。
二回、愛知豊橋Bは1番天野真緒の右中間を破る2塁打を突破口に連打と押し出し四球などで5点を先制。失点直後の四回には代打太田真心の右前打や9番奥村快の適時2塁打で再びリードを広げ、終盤にも奥村、天野、千田の適時打で加点。ボディブローのように相手の戦意を削いでいった。千田が先発の役割を果たし、四回以降は齋藤海夢、河合綾杜、西土遼汰朗の3投手が試合をつくった。全試合でマスクを被った捕手横里健介のリードも冴えた。


薄氷踏んだ2回
春秋連続で本大会に進んだ前チームの系譜を引き継いだ現スカイラークス。しかし、土俵際のきわどい試合もあった。西尾Bとの二回戦。4点ビハインドで迎えた最終回、敗戦濃厚の場面で一挙6点を奪って逆転に成功。ここでシフトチェンジして準決、決勝は2桁得点を叩き出した。
来春の全国に向け、課題は守備力の強化だろう。決勝の5失点はいずれも失策絡みだった。中野監督は「本戦までの数カ月間で競争意識を高め、選手の伸びしろを見ていく」と話し「本当の勝負はこれから。全体の底上げを図りながら全国で勝てるチームをつくっていく」と気持ちをこめる。主将の天野真緒君(豊川東部中2年)は「(全国では)支部代表の自信と誇りを胸に、チーム一丸で勝利を奪いにいく。狙うは2度目の春の王者」と口元を結ぶ。


