公立の雄 来季も“熱い夏”予感 東海高校新人で9種目入賞
来夏の指標となる東海高校新人陸上競技選手権が10月26、27の両日、三重交通Gスポーツの杜伊勢で行われ、豊橋南がトラック、フィールド9種目で入賞した。強豪私学や名門市立が威信を賭けて火花を散らす中、オリンピアンを輩出した公立の雄が存在感を示し、インターハイへの土台を固めた。
豊橋南高陸上部
男子は中・長距離2種目で入賞した。久米秀和君(2年、高師台中出)が1500㍍決勝4分05秒59で5位。中学時は突出した戦績は残せなかったが、入学して脚力が上がりスピードも切り替えもうまくなった。間瀬凌成君(同、福江中出)は5000㍍15分28秒69で8位。前回優勝者として臨んだが、ケガの影響もあって本来の実力を発揮できず前回記録より23秒ダウン。気持ちをリセットして捲土重来を誓う。入賞には届かなかったが、1年生の千賀翼君も15分39秒97で13位と着実に伸びている。
女子は今年も〝お家芸〟と言われる4×400㍍マイルリレーで結果を残した。決勝オーダーは1走鶴岡紗夏さん(1年、高豊中出)、2走彦坂莉朱さん(2年、東陵中出)、3走糟谷朋葉さん(同、福江中出)、4走佐竹愛琉さん(同、豊川西部中出)。予選3分56秒35で1位通過し、決勝は3分54秒93で4位。現段階では中京大中京、愛知、豊橋南の愛知勢が岐阜・済美を追走する構図。豊橋南は県予選3走で今泉花梨さん(1年、牟呂中出)、東海予選1走では世継宙央さん(同、高豊中出)を起用するなど競争力が上がってきた。
彦坂さんは個人2種目でも強さを見せた。100㍍決勝12秒49で8位。200㍍決勝は24秒98で4位だった。回転数の落ちない攻めの走りで戦績を積み上げ、今夏もリレーメンバーとして活躍。先行型で身体バランスがいい。
世継さんは800㍍決勝2分25秒03で8位入賞。スタミナに加えてスピードに切れが増し、レース勘もついた。ユーティリティ選手の糟谷さんは走幅跳5㍍46で3位。ベスト更新はならなかったが、身体能力の高さとここ一番の勝負強さは折り紙付き。予選落ちだった今夏の雪辱を晴らすため、リレーと跳躍でのインハイ連続出場が自身の至上命題。
そのほか東三河勢では男子4×100㍍リレーで豊川(向井ビニシウス、内藤翔真、木林悠翔、中須颯太)が41秒03で優勝。男子は豊川2年の内藤翔真君が100㍍10秒95、同小川倖大君が400㍍ハードル55秒82でともに4位に入った。
女子では豊川が4×100㍍リレー48秒15で6位。豊川2年の三好澄果さんが100㍍ハードル13秒96で優勝。時習館2年の村松杏音さんが400㍍56秒70で3位。走高跳で桜丘2年の横田乙都音さんが1㍍55で7位、棒高跳で国府2年の大須賀成美さんは3㍍を跳び8位だった。