和道会空手道 全国3位
二川中出身で、豊川高校空手部3年の大門優太君(18)が、全空連・和道会の全国空手道大会少年男子組手で銅メダルを獲得した。「初めて全国で入賞できたが、決勝のコートに立てなかった悔しさもある」と、喜びと反省を口にする。
二川中出身 豊川高3年 大門 優太君
収穫と反省忘れず「大学でも勝負したい」
和道会は全日本空手道連盟に属し、松濤館流、剛柔流、糸東流と並ぶ4大流派の1つ。インターハイや大学選手権などでも同流派を継承する選手が多く活躍している。
全国大会は先月、東京・日本武道館を主会場に行われ、小学生からシニアまで各カテゴリーの実力者が集結。技とスピードと競った。高校生区分の少年男子個人組手には学校部活や地域道場から59人が出場。大門君は威力のある蹴りや、前拳で相手の上段を突く刻み突きなどで勝ち進み、準々決勝では同じ愛知の山本選手(育英館碧南)を中段突きで撃破。準決勝は、今夏のインターハイ県予選で不覚を取った樋口選手(東邦高、水風会愛西)と対戦。先にポイントを許し、追撃して接戦に持ち込んだが、4ー5で競り負けた。「インハイ予選の借りを返したかったが、あと一歩及ばなかったのは執念の差かな」と唇をかむ。
同校でともに技を磨く野元滉樹君(2年)も刻み突きを武器に勝ち進み、同じく3位に入った。

野元滉樹君
次の目標はインカレ
大門君が空手道を始めたのは小学2年のとき。成友塾二川支部に週2回通って力を付け、5、6年と個人組手の上級クラスで東三河大会連続優勝。中学でも1年時に個人組手で県大会準V。だが、その後はコロナ禍で大会が軒並み中止。気持ちが沈む時期もあったが「努力を無駄にしたくない」と、伝統のある豊川高を選んだ。
技の精度や気迫、スピード、勝負の駆け引きなど総合的にスキルアップし、経験を重ねてメンタルも強くなった。「小中学時代は格上が相手だと試合前から萎縮して顔に出てしまい、師範によく怒られました。今は周りがよく見えるようになり、気持ちで引かなくなりました」。入部する半数近くが未経験者。主将として部を統制し、師範役も買って出る。3年生は夏に引退する部員が多いが「大学でも全国を目指したいから」と後輩たちと汗を流す。「インカレを目標に、もっともっと自分を磨いていきたい」と、新たな青写真を描く。