"伝統の矢"今年も魅せた 男子個人戦日本一、団体戦6位入賞

メダルを胸にインターハイでの活躍を浅井市長(中央)に報告する豊橋商業高弓道部男子メンバー

豊橋商業高弓道部

インハイで好成績/市長に報告

長崎県で開催された全国高校総体(インターハイ)で好成績を収めた豊橋商業高校弓道部男子が6日、豊橋市役所を訪れ、浅井由崇市長に喜びを報告した。

同部は団体戦、個人戦の男女4部門で県代表を射止め、夏の最高峰大会に出場。3年生の野本歩夢君が男子個人戦で日本一を達成したほか、男子団体戦でも6位入賞を果たした。

野本君は予選、準決勝と4射皆中で順調に勝ち進み、射詰競射による決勝(44人通過)は外した時点で競技終了となる振い落とし方式で、6本目で3人が残り「メダル確定」。7本目に他の2人が外す中、野本君の放った矢は直径24㌢の八寸的(通常1尺2寸の36㌢)の的心を射抜き、記憶に残るパーフェクトVを飾った。

男子団体は野本君を大前(1番立)に、奥田雷己君、小川庵君、辻海晴君、尾崎楓真君(以上3年)、控え美和陽向君の布陣で臨み、予選を20射14中で通過。決勝T一回戦の杵築(大分県)戦は14中で並び、競射の末に勝利。二回戦で宮島工を17ー11で撃破。三回戦で地元長崎の海星に14ー17で屈し、5~8位決定戦にまわって6位入賞だった。

表敬には男子メンバーと同校の間瀬泰宏校長、朝倉千尋監督、田辺憲一同窓会長が出席。個人優勝した野本君は「試合を重ねて成長することができた。この経験を糧にさらに自分を磨いていきたい」。団体戦の選手たちは「仲間を信じて楽しく弓道ができた」「少し悔しさもあるが、諦めずに全力を尽くすことができた」と振り返り、唯一の2年生美和君は「先輩たちの活躍は刺激になった。自分たちの代も12月の全国選抜大会で結果を残したい」と気持ちをこめた。

浅井市長は「個人の努力がチーム力と結束力を生んだのだと思う。仲間は財産、経験は宝です。これからも目標に向かって頑張ってください」と称えた。